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祈りの日・ 花の絨毯/フラワーカーペット・フェスティバル

8月15日。戦後71年です。 正午に黙祷しました。 〈アントウェルペン 3月〉 ベゴニアのフラワーカーペット 公式サイトhttp://www.flowercarpet.be/ 昨日の記事で触れましたが、日本とベルギーが修好条約を結んで150年。それを祝い、ブリュッセルの広場、グ…

7月のニュース -続き-

昨日の続きです。 目次 ①血塗られた七月 ②ブログのアクセス数ーシーボルト展 ③谷川俊太郎のあたらしい詩集 ④ポケモンGO狂想曲 教会襲撃・犠牲になった神父さま 南仏の美しいリゾート地の事件はショックだったが、二日前26日の北フランスの教会襲撃立てこもり…

ネロはルーベンスになれたかー「フランダースの犬」

今日は、私以外の多くの皆さんがなじんでいる物語「フランダースの犬」を取り上げてみる。私はこの「国民的アニメ」を見ていないため、みなさんと思いを分かち合うことができない。 『ムーミン』は見たのだが、そのあとに来る一連のアニメ作品『アルプスの少…

スカートをはく男たち in ヨーロッパ & 文久の遣欧使節団

スカート男子 アントウェルペン滞在中、スカートをはいている男子何人かに遭遇。 うちの夫も息子も目撃し、息子はこっそり写真まで撮っていたが、もちろんここに載せるわけにはいかない。そして揃いも揃って黒いタイツだった。(ちなみに私も冬はタイツ派。…

川の恵み 水辺の愉しみ

今日は水辺の写真で和んでいってください。 アントウェルペンっ子はこう言う。 スヘルデ川をくださったことを神に感謝する。 そのほかのことは全部スヘルデ川に感謝する。 水辺はいいな。海でも川でも運河でも、お濠だっていい。水は表情豊かで、ときのうつ…

マイケル・ジャクソン と ビアカフェ 「クルミナトール」

歌いも踊りもしないマイケル・ジャクソン 写真を撮るために押入れをゴソゴソ…レコードを収めた箱がなかなか見つからず、大わらわ。ふ~っ、あった、あった。この時期の歌手マイケルは大好きだった。 そしてもう一人のマイケル・ジャクソン氏は(写真の中で)…

印刷の黄金時代を築いた工房 プランタン=モレトゥス博物館

紙の発明、グーテンベルグの活版印刷と続く文脈上、印刷出版も「情報革命」と呼んでいいと思う。 思えば日本も「解体新書」(オランダ語の「ターヘルアナトミア」を翻訳したもの)から西洋医学を学び、地理学、幾何学、造船学など大量の書物が江戸時代以降、…

アントウェルペン動物園

園内地図です。 動物園っていうと、どんなイメージ? デートとか子供連れの日曜日とか、学校の遠足とか、あるいは東京都民の日(10月1日)はタダだからちょこっと行ってみよう、とか。 (写真:動物園のサイトから) しかし昔は違った。ヨーロッパでは金持ち…

すしブーム さいたまの謎

3月22日の空港・地下鉄連続テロで、時間が断ち切られてしまい、記憶やできごとの余韻も、有刺鉄線で境界を仕切られた、遥かむこうの領域に置いてきぼりにされている。 22日以前はわたしにとって重要で楽しいできごとがいくつも連続してあったのに…。 ま…

ブリュッセル 服喪が明けて

22日の空港・地下鉄テロ事件のあと、ベルギーは全土で3日間の喪に服した。そのかん、様々な式典や集いがあり、そして今でも救命活動や精神的なケア、旅行客の旅程変更など、忙しく集中的に尽力がなされている。 写真:3月26日朝10時半 ブリュッセル証券取引…

既視感 と 根っこの生えた不安 

(写真:3月23日朝、アントウェルペン市庁舎前) 資料調査のためアントウェルペンにいるので、ブリュッセルで起きたことはTVとパソコンで追っていた。残念ながら、多くの人が口にしていることだが 「ついに来た」「とうとう来てしまったか」 というのが空港…

美しい教会 聖パウロ教会  

オランダ語ではシント・パウリュス教会 まず古い写真を。 カテドラル(聖母マリア大聖堂のこと)のほうは知名度ナンバーワンだし、いつも観光客でいっぱいだが、こちらにはあるものを目的にやってくる来訪者が多い。それはあとでわかる。 現在の姿がこちら。…

中世への入り口 

入り口 Vlaaikensgang Oude Koornmarkt 16番 1月9日の記事でもちょっと触れた。ランチをした店のあるところ。ちょうど息子が来ていて思い出の食事になった。(追記:そのレストラン) カテドラルのすぐそばなのに、入り口を見つけるのはなかな…

日本人はフランダースの犬ばかり

写真は二枚ともベルギーの「牛乳売り」。このように犬は労働力として使われ、荷車を引いていた。説明がフランス語で書いてあるのは、当時公用語はフランス語だけだったから。 日本とアメリカで人気の「フランダースの犬」は 原題 A Dog of Flanders and Othe…

アントウェルペンには白人しか住んでいないのか 〈街のイメージ考〉

有色人種のいない街 Moving Antwerp これは、2014年にアントウェルペン市が作った、町のプロモーションビデオである。発表されるや、大きな反響を呼んだ。 Game of Thronesの音楽にのせて、街の名所や人々の暮らしを速いテンポで映し出す、なかなかカッコイ…

ず~っと昔のオリンピック(アントワープ五輪)

東京の次はどこ? パリは名乗りをあげたようだ。イタリアやハンガリーなども。2017年にペルーで開かれる総会で決定ということだ。前回フランスは日本に票を入れてくれた。なぜならスペインに決まると、しばらくヨーロッパに回ってこないからだ。 1920年のオ…

アントウェルペン中央駅2。

昨日に続き、今日は駅の中を見ます。 cenecio.hatenablog.com 列車が着いた。わあ、きれい!と思う。何度来てもそう思う。 「出口」って書いてあるけど、駅舎への入り口でもある。終着駅だからみんなここに向かうのだ。実をいうと裏から出ることもできる。日…

アントウェルペン中央駅 -1- 駅を外から 

「 アントウェルペンにはカテドラルが二つある」と言われる。。一つは聖母大聖堂、もう一つはこの中央駅である。さしずめ鉄道大聖堂といったところ? アガサ・クリスティーの推理小説シリーズ「エルキュール・ポアロ」は、「名探偵ポワロ」としてイギリスでT…

ステーン城  Het Steen

すでにお話しした伝説の観光ガイド、故ファン・カウエンベルヒ氏の記念碑から見たステーン城。街案内の起点と定めていた場所だった。 左下に巨人のワッパー(Lange Wapper)の像。 ステーン城の入り口に立ち、右を見ると、こんな風に町やカテドラルが臨める…

劇場地区へ 朝市とオルタカフェ

ブルラ劇場。 可愛い建物でしょう?初めて見たとき、これが劇場?お芝居見に行くのが楽しいな、と思ったが、実は市の劇場は後方にある建物だそうだ。これは建築家Pierre Bourlaの苗字をとって「ブルラ」と呼ばれている。ネオクラシック様式の900席の劇場。絨…

食べ放題の店 アマデウス

カイロレン現る? すみません、ゴミ箱でした。 カイロレン様に似ていたもんで…。シマシマのところ。(カイロレンがわからない方はググってください。実は私、映画はみていません) 今日も元気に街歩きから始めます。 アントウェルペン唯一のスコッチパブだっ…

小路礼讃 アントウェルペン

狭い道万歳! 今日は狭い道を見てなごみます。 最後の二枚は、いきなり教会が現れるので好きな道です。 以前、線路礼讃の記事も書きました。こちらです。 cenecio.hatenablog.com

アントウェルペン港 ー3ー水先案内 

向こうに見えるあれ、何だろう。 ネオゴシック様式? その建物を最初に見たのはMAS見学に来たときだ。 cenecio.hatenablog.com 水際に建っているのだから水や船と関係があるのだろうな。でもまさか倉庫ではないだろう。 水先案内業務を取り仕切るオフィス…

アントウェルペン港ー2ー クレーン 

港で見かけるかっこいいもの、それはクレーン(Havenkranen)である。 勿論日本にもあるけれど、形が全然違う。こちらのは生き物みたいだ。 また驚いたことに750年以上の歴史を持つという。 去年はこんな本も出た。 750年以上の歴史を持つ港湾クレーン。(12…

アントウェルペン港-1- Red Star Line

レッドスターライン とはニューヨーク(またはフィラデルフィア)とアントウェルペンの間を航海した船舶会社の名前である。1872年設立、1873年に初めてアメリカへ航行し、1935年に株の大暴落を受けて倒産するまで400万人もの人をヨーロッパから「約束の地」…

Beurs アントウェルペン商取引所

証券取引所というと、東京やニューヨーク、ロンドンやパリをすぐに思い浮かべると思うが、アントウェルペンは16世紀ヨーロッパの通商と金融の中心だった。私の説明よりもまず下の抜粋部分を読んでいただきたい。 取引所の歴史(ウィキペディアより) 商取…

 聖ニコラウスとブルス 忘備的点描

この細くてなんとも味のある入り口。 かつての新聞社 Le Matin に通じる門だった。Lange Koepoortstraat 62 指定文化財になっている。扉を囲むネオバロック様式の石の門、上の貝のデザインが美しい。"L'Opinion 1884" と書いてあるのが見える。 こうした小さ…

肉屋のギルドハウス Vleeshuis

Vleeshouwersstraat 38, 2000 Antwerpen 肉屋ハウスはまん中の建物で「ブラバント・ゴシック様式」というそうだ。 肉屋組合の集会所として1501~1504年に建てられた。建築家はしょっちゅう名前の出るHerman De waghemaekere。アントウェルペンで最も古いギル…

線路のある風景 

Lange Nieuwstraatの角に立つ、なんとも魅力的な黄色い建物。 私はトラムやバスの窓越しに風景を撮ることも多い。思ったよりずっときれいに撮れるものだ。 ちょっとした臨場感が出る。 冬枯れの景色はかなり好き。周りの建物も見えるし、人出も少ないからせ…

日本・ベルギー修好150周年 (+新聞記事から)

2016年は 友好年 日本・ベルギー修好通商航海条約の締結から150年。 この節目の周年には、日本からは天皇陛下、ベルギーからはフィリップ国王が選ばれて名誉総裁になっています。 http://www.belgiumjapan150.jp/ 日本テーマの花の絨毯…どんなデザインか…

広場を三つ紹介 ネロとパトラッシュの教会

始めに小さな広場から シント・ヤンスフリート Sint-Jansvliet 聖ヤン水路広場 日曜市に来て、絵葉書やベルギーの漫画を買ったりした広場だが、この日は花屋が出ているだけで閑散としている。 右奥の黄色い建物が、川向うへ渡る歩行者&自転車用トンネルの出…

A 街角風景7 日本女性のすし職人

15世紀の小路、古くてとっても狭くて私の好きな道。手前左の角は こんな素敵なレストラン。Restaurant Ulcke Van Zurich Oude Beurs 50, 2000 Antwerpen http://www.ulckevanzurich.be/menu/ 人気店らしい。 ルーベンス博物館の上空に浮かぶ飛行機雲に見とれ…

A 街角風景6. グラフィティの世界

散歩する門 時々方角を間違えて、反対方向に行ってしまうことがある。34番のバスで連れていかれた川べり、Gillisplaats。そこにあった凱旋門。De Waterpoortともいうし、 Porta Regia ともConinckxpoort とも呼ばれている。でも一番おもしろいのはアントウェ…

マーキュリーの杖とアントウェルペン商業学校

メルクリウス(マーキュリー)の杖 cenecio.hatenablog.com このときにマーキュリーの杖が気になって、調べてみようと思った。 一橋大学の校章にも (下記サイトより引用) http://www.hit-u.ac.jp/guide/outline/emblem.html アントウェルペンの商業学校 当…

これが学校? Het Koninklijk Atheneum Antwerpen

恐れ入りました。 王立アテネウム(中高等学校) Het Koninklijk Atheneum Antwerpen アントウェルペン中央駅の近く、トラムやバス乗り場の真ん前にある。つまりこんなまちなかの、しかもこんなに日当たりのいいところにあるのが中学・高校だなんて! しかも…

アントウェルペン・スタッツ公園 Stadspark

近所のStadspark よくウサギを見に来る。アントウェルペンで一番古い公園だそうだ。知らなかったな。夜は零下になるので、池の表面は一部氷が張っている。芝にも霜が降りている。なのに… ウサギ2匹は元気いっぱい。いつもこのコンビなんだけど、どういう関…

アントウェルペンといえば…やっぱり・・・

フロート・マルクト と そびえるカテドラル またここに戻ってきてしまった。 市民も観光客も集まってくるところはやっぱりここで、この一か月大賑わいだった。 し・か・し! 冬のこの時期は、ほとんど人出ゼロのひとときがある。しかも青空とおひさまとセッ…

ベギン会修道院 Begijnhof  と 聖心教会堂 Basiliek van het Heilig Hart (Berchem)

女子のみの修道会、というのは北西ヨーロッパにしかなく、珍しいのだそうだ。ベルギーのベギン会修道院13件がまとめて世界遺産になっている。特に有名なのはブリュージュとルーヴェンのもので、規模も大きく観光客が絶えない。ここでは女性たちは質素で敬虔…

王立美術館地区 と Mampokoでランチ

Liberaal Volkshuis Help U Zelve 王立美術館地区にあるこの建物、なんだろうと思っていたら、「人民の家」というらしい。1902年に建てられたアールヌーボー様式で、指定文化財である。 1994年以来シュタイナー学園が使っているということだ。シュタ…

A 街角風景5.

朝、日の出のときが大好き。向かいのマンションの窓の向こうに太陽が見える。 近くの公園Stadspark 池と白鳥、牧歌的な風景だな。実はここを通るのはウサギ(12月29日の日記参照。写真も)が元気かどうかをみるためだ。けっこうな確率で出会えるが、今回はい…

アントウェルペンのビアカフェ クルミナトール 

Cafe Kulminator Vleminckveld 32, 2000 Antwerpen ビール好きの聖地とも言われ、世界中から客がここにしかない珍しいビールを求めてやってくる。かと思えば地元の人がふらりと立ち寄っては、おしゃべりを楽しむ寛ぎの場でもある。 下の写真は前に撮ったもの…

ペルメーケ図書館 &パナマレンコの作品

アントウェルペン市の中央図書館 ペルメーケに行ってみた。 中華街をつっきっていく。中華街は、中央駅前からのびる細い石畳の道の両脇に広がる地域だ。 こちらは裏側。 奥に見える緑色の建物がペルメーケ図書館。 途中にあった気になる鍼灸院 Bibliotheek P…

A 街角風景4.

天気はとにかく変わる。グルグル変わる。だから空がおもしろい。 それでスヘルデ川を渡ってみた。 いつも大人気のフリット屋さん MAX 二階席あり。サイズもS,M,Lと選べる。ソース代を払うと、脇のカウンターから好きなソースを好きなだけ取ってもよい。かき…

裁判所と「南駅」

王立美術館地区のレストランへ行ったとき、遠くに見えるトゲトゲの、スーパーサイヤ人の頭みたいな建物が気になった。 建築家は誰?とまず気になるだろう。 パリのポンピドゥーセンターやロンドンのミレニアム・ドームを作った人だった。Richard Rogers。一…

ビアカフェ 今日も

南の方に繰り出した。 De Merode Grote Steenweg 29-31 2600 Berchem 冬のおすすめビールだというので、Kapittel Watouをいただいた。Watouというのはフランス国境に近い村で、Van Eecke 醸造所とSint-Bernardus.醸造所がある。 お店には地元のお年寄りが集…

A 街角風景3. 

Sint-Hubertusstraat , 2600 Berchem (Antwerpen) シント・ヒューベルチュス通り 花や木や野菜を育てているお宅が多い。東京に戻ったような錯覚に陥る。 紅茶・コーヒー専門店 ビスケット屋さん 可愛い! ご苦労様です。 国鉄ストの日 1月6-7日 二日もよ…

アントウェルペン エルスホットの街  

Willem Elsschot (1882-1960) ウィレム・エルスホットが生前家族と暮らしていた家を見にいった。1920年から亡くなるまで実に40年間住んだ家は、 Lemméstraatという小さな通りにある。閑静な住宅地だった。 どきどきしながら自分で見つけたかったのに、なん…

A 街角風景2.

Hendrik Conscience ヘンドリック・コンシャンス像 この像はヘンドリック・コンシャンス広場にあり、後ろの建物はヘンドリック・コンシャンス図書館である。「フランドルの獅子」などの小説で親しまれ、「民衆に読むことを教えた男」として尊敬されている。 …

Cogels-osylei  コーヘルス・オスィ通り ベルエポックの建築群-4-最終回

ワーテルロー通り 続きです。 Waterloostraat 11番地 De Slag van Watetloo ワーテルローの戦い すでにお馴染みのSmet-Verhasの作。レンガの色使いでわかる。モザイクでナポレオンとウェリントンの顔、二階には名前も入っている。 3-9番地 名前はない。…

Cogels-osylei  コーヘルス・オスィ通り ベルエポックの建築群-3-

ズーレンボルク( zurenborg)地区散歩。地区の通りの名前はこちら。 Cogels-osylei Gen.Capiaumontstraat Waterloostraat 今日はここに入る。 Guldenvliesstraat Gen.van Merlenstraat Transvaalstraat/ Pretoriastraat コーヘルス・オスィ通り続き 46-…