社会

男らしさとは? マッチョ社会を揺さぶる男性用カミソリのCM ジェンダーやセクシズムについて考える-3-

ジレット(Gillette)のCM ジレットのカミソリの新しいCMが先週から大きな話題だ。CMといっても商品の宣伝をするわけではない。制作側の意図は明白、#MeTooやTIME'S UP運動を背景に「男らしさって?」と、一石を投じるミニムービーである。 最近は大統領や…

お子さんをセクシストにしないための絵本選び ジェンダーやセクシズムについて考える-2-

ねずみの嫁入り みなさん、ご存知? ひとことで言うと「ねずみの婿選び」のお話。ああそれ、子どもの頃読んだわ、という人なら、2017年の東京大学文科の国語第三問(漢文)は、問題を読まなくても全問楽勝だったろう。 入試後の解答例を見ると 《出典》劉元…

男性トイレにもオムツ替え台がある時代 ジェンダーやセクシズムについて考える-1-

前回記事「嫁」についてつらつらと考えた正月休み。 - ベルギーの密かな愉しみ には15名の方からコメントをいただきました。本当にありがとうございました。これからもジェンダーやセクシズム(女性差別)などについて考えてみたいと思っています。(不定期…

「嫁」についてつらつらと考えた正月休み。

嫁はつらいよ。 正月休みに読んだ記事で考えさせられたものの一つ、それは「嫁」というテーマ。きっかけはこの東洋経済さんの記事「田舎の長男」との結婚に絶望した彼女の告白 | 離婚のリアル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準で、 twitterだけで…

黄色ベスト運動も終盤?マクロン任期第二幕も目が離せない。黄色ベスト-2-追記:是枝裕和監督

怒りの集積所、黄色ベスト運動は…。 *前の記事:マリアンヌの壊れた顔も象徴 &北海道の女子高生がフランスで主役だった話 黄色ベスト-1- - ベルギーの密かな愉しみ続きになっています。 毎日黄色ばかり見ていてさすがに飽きた(笑)。 ところで皆さんも安…

日本のドンキホーテ・山本太郎の闘い#BEYONDTHEWAVES(ベルギー映画)追記:11月28日

今日は、ベルギーのアラン・ドゥ・アルー(Alain de Halleux)監督のドキュメンタリ映画”BEYOND THE WAVES”(2018年)を紹介する。主役は参議院議員の山本太郎氏。ベルギーでは今年の2月に封切られ、日本では昨日25日、京都大学で初の上映という運びとなった…

スウェーデンの憂い 治安の悪化について&選挙&パラレルワールド ベルギー「盾と友」など

(*記事のメモが多い。必ずしも翻訳をつけているわけではありません) スウェーデンの憂い 移民たちがギャンググループを作り、抗争に明け暮れる日々。 スウェーデンは年々不穏になる。もはやきれいごと、理想主義では済まされないところまで来ている。(オ…

「羽生結弦の写真撮るの下手くそ選手権」というハッシュタグがおもしろくて止められない 追記:熱冷めやらず

(*別ブログの記事を移動させています) 羽生結弦の写真撮るの下手くそ選手権 というハッシュタグがおもしろくて止められなくて困っています。平昌五輪で2連覇を果たし、仙台で凱旋パレードが行われました。その時撮った写真や競技中などの写真を羽生結弦選…

ノルウェー人飛行士の造る日本酒・仏議員の「日本酒友の会」・駅弁売り場がパリの駅に・南部鉄器ファン -2-

(前回 フランスの日本化がおもしろい!日本酒ブームの欧州&㊗『鬼火』銀賞受賞! -1- - ベルギーの密かな愉しみ の続き) ノルウェー人パイロット、欧州で最初に日本酒を作った男 北海道の人ならご存知でしょうか。chancepapaさまはこの日本酒ブーム、TV…

今日は「飛行機の日」国産機で東京ロンドン間の世界新記録の話・「美貌なれ昭和」

今朝はsoftwindさんのおかげで、久しぶりに飯沼正明氏を思い出した。こちらの超カッコいいパイロットの男性のことです。容貌のことばかり言ってはしたないとは思うけれど、もう顔も性格も人物も最高! 今日は「飛行機の日」なんですね。 kihaseason2015.hate…

中国の羨ましいところ・イケア化に賛成! -3-

中国について前回は、特に羨ましくもなんともないことを書いたが、今日は羨ましく思っていることを書いてみたい。 羨ましいなと思う点は三つある。①高い起業熱 ②再生エネルギーへのシフト ③男女共同参画社会、である。 ①国民の、特に若者の起業意識が高い。 …

中国のことを話そう-2- 山口百恵からシェア自転車まで 追記:2018年9月放置自転車問題

前回 ( 中国のことを話そう -1- - ベルギーの密かな愉しみ)に引き続き、中国について、思い出やら最近のニュースで印象に残ったことなど書いています。 1980年代は蜜月 蜜月とあえていうのも、日本と中国がもっとも波風の立たない時代だった、それも中国か…

中国のことを話そう -1-

凄まじい勢いで変わる中国 話したいことがいっぱいあります。1976年の北京空港や、「日本って中国じゃないの?」と一切の悪気なく言われた思い出やら…。 その前に、下の「妖怪」エントリを書いたとき、記事末に載せた中国の天津市滨海図書館に対する反響の大…

海外でも待ち望む『はいからさんが通る』

大正浪漫へのノスタルジー? (↑ 東京メトロ「SFメトロカード」です。めちゃくちゃ可愛い 紅緒(べにお)ちゃん) 『花子とアン』(NHK2014年)のヒット以来、じわじわと来てる~! 何がって?もちろん大正時代ですよ。「袴女子」という言葉があるそうです。…

いつもそこにある分裂の危機・ 仏TF1番組に YOSHIKIが出演、天気予報も。  

カタルーニャ劇場 と呼んでもいいのではないでしょうか? スペイン・カタルーニャ自治州の独立をめぐる、ここ1か月あまりの激動のことです。BBCが「フランコ独裁政権以来40年ぶりの政治的危機」と呼んだこの独立問題を、私は毎朝、NHKBSのスペインTVE(国営放…

ヒトラーの孫たち 仏TV番組でDNA鑑定 -2-

前回の続きです。 cenecio.hatenablog.com 「話しておかなければならないことがある。おまえたちの祖父はアドルフ・ヒトラーだ」と父ジャンに告げられた子どもたち、どんな衝撃だっただろう。1962年のことだ。6人の子どもたちがいつものように食卓を囲んでい…

「ヒトラーの孫」であると信じるフランス人の話 -1-

先日、アメリカに住むヒトラーの甥とその子どもたちの話を記事にしたのだが アメリカ海軍の衛生兵だったヒトラーの甥 改名はしたけれど…-6- - ベルギーの密かな愉しみ 出自を隠したがっているスチュアート=ヒューストン家のような人たちもいれば、なんとか…

ノーベル賞受賞者の「国」って?& 31歳の首相が誕生するかも…ほか

みなさま、こんばんは。 今日は戦争関連を離れて、ちょっと気になった話題などを。 ノーベル賞受賞者の「国籍」 カズオ・イシグロ氏はイギリス人で正しいと思いますが、ノーベル文学賞発表のあと、「日本人が受賞…」とか「国籍はイギリスなのだからそれは間…

アメリカ海軍の衛生兵だったヒトラーの甥 改名はしたけれど…-6-

だいぶ日があいてしまいましたが、ヒトラーの親戚関係の続きを書きます。 ヒトラーのイギリス贔屓は、母親の違う兄とその息子である甥がイギリスにいたことも関係あるか否か? 核シェルターと防空壕 &ヒトラーはイギリス贔屓(びいき)か -5- - ベルギーの…

核シェルターと防空壕 &ヒトラーはイギリス贔屓(びいき)か -5-

核シェルター 朝の情報番組で、家庭用の 核シェルターの注文が相次ぐという話題をやっていました。 下の写真はアメリカの会社の製品だそうで、壁に銃が飾ってあるのを見てもわかります(笑)。新築物件用や個人用など様々なタイプがあるようです。 核シェル…

Uボート沈没理由は機雷 &駆逐艦「菊月」&シュールな車の墓場 -4-

みなさま、こんにちは。 言い訳から始まりますが、前回パソコンの調子が悪くて途中で諦めてUPしてしまいました。PC、買い替えるかな、どうしようかな…と思案中。今日も相棒DELLさまのご機嫌を伺いながらやっています。初めて読まれる方、前回(9月30日)の続…

人生80年、戦争はごめん‼ 第一次大戦のUボート、ベルギー沖で発見 -3-

人生80年と言われます。 その間に戦争などなく、ミサイルも飛んで来ず、飛行機からの落下物に当たることもなく、まあまあ健康で暮らせて、ある日自宅でポックリ逝く…っていうのが理想です。はて、どうなるでしょうか。昨今の情勢はかなり不安ですが。 「80年…

映画『ダンケルク』父親が息子たちを家に連れ帰る物語-2- 追記:2018年2月20日

(前回9月25日の記事の続き) cenecio.hatenablog.com 『鳥』+『恐怖の報酬』? ダンケルクの撤退作戦では、戦闘機や大小の船舶がそれぞれ100機、100隻をくだらない数集結していたはずです。それを映画にするってどうやるの?と私は素朴に思っていました。…

ダンケルク 兵士40万人の大撤退作戦・「ダンケルク・スピリット」と負け戦 -1-

話題の『ダンケルク』( 映画『ダンケルク』オフィシャルサイト)私も見てまいりました。今日は周辺のことから語りたいと思います。 ダンケルクはベルギー国境に近いフランスの海岸の町です。そこに40万人ともいわれる英仏軍の兵士が追い詰められ、袋のネズ…

驚き!今どきの四畳半物件 &幽霊の出る部屋はごめん。追記:3畳でも人気だそう。

トイレがむき出しの部屋 ここ数年は貸し物件を多く見る機会がありました。昔、といっても私たちがフランスから帰国して部屋を探していた頃ですが、あれからずいぶんと変わりました。 最近の事情がもの珍しくて好奇心をそそられ、ついつい熱中してのめり込ん…

ボブという名の猫 鉄の意志をもつ茶トラ

こちらの映画を見にいきました。もうみなさんもご存じのストーリーだと思います。 ↓ SPYBOYさまもレビューを書いています。写真がたくさんあって楽しめますよ。ストーリーもこちらでお読みください(^^)/ ↓ぜひどうぞ↓ 報道特集『医療的ケア児と教育』と映画…

圧巻!4万人もの赤毛の人が集まるオランダのフェスティバル「赤毛デー」(+きつね)追記:2018年8月、11月

9月は赤毛(あかげ)の季節です。 何ですと?いったいどんな関係があるのかとみなさん、いぶかしく思うにちがいありません。 「赤毛デー/ 赤毛の日」(英語:Redhead Days)というフェスティバルが、毎年9月はじめにオランダのブレダという町で開かれるので…

小さな本屋さんの広大な宇宙 千駄木・往来堂書店 

「書店ゼロ自治体」が増えている 皆さんのお住まいの地域ではどうですか。 書店が地域に1店舗もない「書店ゼロ自治体」が2割強あるということです。 8月24日付の朝日新聞で読み、残念に思う一方で、東京在住の私がいかに恵まれた環境に暮らしているかをしみ…

「写真家チェ・ゲバラが見た世界」展 &チェ・ゲバラの広島& 映画『エルネスト』写真-3-

司令官になる前、僕は写真家だった これは去年ブリュッセルの街角で撮ったウィンドーの写真です。 チェ・ゲバラは今でも世界中で、超人気アイコンのひとつと言えますね。。 そして没後50年ですって。映画制作はじめ様々な催しがありますが、 ↓こちら↓SPYBOY…

フランスの右翼青年が好きだというヤマグチの写真 &「より良きころの夢」 ピュリツァー賞写真 -2-

前回に続いて今日も写真の話なのですが、まずみなさんに質問です。 オトヤ・ヤマグチと聞いてすぐわかりますか? 5月に読んだフランスL'OBS紙の記事にあった名前です。私はもちろんすぐにわかりませんでした。でもフランス人がわざわざ名前を挙げるのだから…