ビアカフェ bruine cafés /volkscafe
政治家も勤め人も、弁護士も商店主も、ふらりと毎日立ち寄れる行きつけのビアカフェ。そんなカフェをいくつか簡単に紹介する。
De Kat 猫
アントウェルペンのこじんまりとしたカフェ。地元民しか来ないし、生ビールもたった2種類しかないというビール王国ベルギーらしからぬカフェ。昔はさぞかし美人だったろうという女主人がやっています。
突き当りのカフェ。明かりが見えるのが入り口です。入るのにちょっと勇気がいります。(私はたいてい一人で行動しています。そうでないと観察ができないので)
左の建物の角にマリア像があります。いつもご挨拶します。
ある日のカフェ。
別の日のカフェ。客は誰もいなかった。
黒光りがするカウンター。(右はトイレ)
やって来た道と、マリア像が見えます。
入り口の扉。最大限35人、とガラスに書いてあります。
新聞が数紙置いてあるので、とりあえずあるのを読みます。すると主要新聞を読み終えた人が「これ、読みますか」とわざわざ持ってきてくれることもあります。
Den Billekletser
次の店も狭くて庶民的な、そしてとっても素敵なおじさんのいる店。
賑やかな細い通りの角にあり、常連客はおしゃべりしたり、店主と冗談を交わしたり、静かに新聞を読んだり、パズルをといたりして寛いでいる。
ここのキャッチコピーは「まだ一度も見たことがないビールに出会える店」たしかにベルギーはビールが多いからなあと思い、ふと右をみれば「ネロとパトラッシュのビール」が!
おじさんは「どこから来たんだい?そうかい、またいつでもおいで」と優しく声をかけてくれる。店を出るとき、客のおばちゃんたちも挨拶の言葉をおくってくれた。地元の常連ばかりのビアカフェに入るのはすごく緊張するのに、すっかり気持ちがなごんだ。
上の写真は入った日ではなく、翌日土曜日の昼下がりに撮った。クリスマスの買い物に来た人でごったがえしている。
こちらはお店の側面。とってもきれいにしている。
いただいたのは、店主お薦めのクリスマスのビールです。
グランプラスのカフェ
Corsendonk bier(かな?名前がわからない)
ブラウムーゼル
いい雰囲気!
Blauwmoezel
Maalderijstraat 7 2000 Antwerpen 経営者夫妻はフランス語で会話していた。
ドゥ・アウデ アーセナル (古き火薬庫)
マダムと常連客. 外観も風情がある。
Het Oud Arsenaal Maria Pijpelincxstraat 4, Antwerpen 2000, België
ペルグロム
昔のワインセラーで、戦争中は防空壕だったという地下のお店。下の写真に見るように実は3階建てで、けっこう大きい。
当店のスペシャルビール。
上を見上げると、ド迫力!ビール樽はあのようにして運ぶのだ。ベルギーでは(オランダも)敷地面積で税金が決まるから、できるだけ狭い土地に、上に伸びた建物を建てる。階段はすこぶる狭い。
住所とHP: Pelgrimsstraat 15 2000 Antwerpen http://www.pelgrom.be/
ビアカフェめぐりは本当に楽しい。
ビアカフェ巡り、まだ続きます。あと10軒は行かなくちゃ。
🌸写真ギャラリー
パレットみたい
インテリアショップ ウサギがユニーク。
プレイモビルで聖家族
*帰国して調べてみたら、普通に日本でも売っていたし「 東方の三賢者」もありました。
鶏の丸焼き専門店。
クリスマス用に注文しておくのですね。若い人は自分で焼かないようです。