ベルギーの密かな愉しみ

しばらくの間 お休みします。

ビール醸造所見学 De Koninck  

デ・コーニンク(De Koninck)

「手」のマークで有名なアントウェルペン地ビール。創業は1833年。ちなみに1830年がベルギー独立の年だ。

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アントウェルペン市内で見学ができるのはここだけらしい。

今ちょうど、年末の休暇を利用して息子が来ている。うちは家族全員ベルギービールが大好きなので、見学に行ってみた。徒歩でも行ける距離だが、バスで行く。 

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なぜか鳩の絵がたくさん。わけはあとでわかる。

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ビール工場見学、というと担当者が訪問者を連れてガイドしながら回る光景を思い浮かべるが、こちらは全く違っている。入り口の機械にチケットのバーコード部分を差し込んでゲートを通る。

・・・と、そこはアトラクションの世界だ。

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ビールについての基本知識、アントウェルペンのビールの歴史、創業者や歴代のオーナー、製造過程などについて各スペースごとに丁寧に解説され、最後に試飲、となる。

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1時間半はみておかなければならないだろう。

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言語はオランダ語だけでなく、英語、フランス語、ドイツ語の解説もあるが、字幕のこともある。 

試飲

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試飲できるビールは3種類。おなじみ De Koninck、Triple d’Anvers、そしてこの黒いTSTBRWロシア帝国スタウト)。

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可愛いロシア人だこと。

 ワイルド・ジョー

鳩の絵はビールの銘柄だった。独眼竜のハト?

強そうだ。野生の手なずけにくい酵母菌を使う白ビールらしい。

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ジョーの剥製まで!眼帯も忘れていません。

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醸造所内部の美しくおしゃれなことといったら!

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Vedettというビールの宣伝

お土産を買う

お土産売り場も楽しいグッズがいろいろあった。Tシャツなどを購入したら、たくさん買ってくれたお礼にと、Wild JOのポスターとDe Koninckのエプロン(*註)をプレゼントしてくれた。

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外へ出るとすてきな公園があった。右はしの白い建物が今、出てきたばかりの醸造所。 

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これまた素敵なキオスクがあった。この近くに住んだらいいだろうな。

閑静な住宅街が広がっている。

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醸造所の建物の窓ガラスも、シンボルである手の模様だった。

*註

 エプロンとしては使いそうにないのでバッグに変身。これでアントウェルペンのビールを宣伝して回る。

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