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Cogels-osylei  コーヘルス・オスィ通り ベルエポックの建築群-4- 最終回

ワーテルロー通り 続きです。

Waterloostraat

11番地

De Slag van Watetloo ワーテルローの戦い

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すでにお馴染みのSmet-Verhasの作。レンガの色使いでわかる。モザイクでナポレオンとウェリントンの顔、二階には名前も入っている。

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3-9番地

名前はない。「ワーテルローの戦い」のお隣。コテージ風。タイル模様がきれい。

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ワーテルロー通り最後の

55-63番地

角に立ち、目を引く一続きの邸宅群。左右対称になっており、統一感がある。(パノラマにできなくて残念だ)

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真ん中の建物、これが59番地。拡大するとDen Tijd(時間)とある。文字の背景は世界地図、その左右に描かれているのは砂時計。窓もバルコニーもほれぼれする。

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その両脇、57番地と61番地はそれぞれDen Dag「昼」(左側)

De Nacht「夜」。

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右に63番地 Den Avond (夕方、宵)

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左に55番地 De Morgen 朝

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朝といえば、太陽と小鳥の囀り、ってわけ。

さてワーテルロー通りを離れる。

 

Transvaalstraat

13-17番地

De Twaalf Apostelen12人の使徒

またコテージ風のお宅。

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う~ん、使徒の顔も文字も剥げかけている。修繕にはお金がかかるんだろうな。

 

Gen.van Merlenstraat

・・・といってもここはワーテルロー通りとファン・メルレン将軍通りの交差点。

この四辻を囲むように「四季」と名付けられた邸宅群がある。写真のちょうど日の当たっているところだ。日本のTV旅番組でも紹介されたり、実際日本から訪れる人も多いと聞く。建築家はJ.Bascourt。ユニークなのはコンセプトのみならず、依頼主が個人ではなく地域の住民組合だということだ。1899年完成。

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LENTE 春。まず注目するのはさわやかな緑いろ、そして女性の顔のモザイクだろう。顔の周りにはスズランの花、黄道十二星座のマークが見える。その下にLENTEと書いてある。軒にも窓にもあちこちにスズランやヒヤシンスの花がデザインされている。

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Zomer 夏。やはり同じ緑色を使っていることから、春夏はセットなのだなとわかる。夏の花はポピーと薔薇のようだ。

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HERFST 秋。今度は茶色だ。拡大してみよう。

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ベルギーにおけるアールヌーボーのモザイクの中で、最も美しいもののひとつと言われているそうだ。女性の顔の周りには、葡萄と黄道十二星座

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そして最後に冬 WINTER 色は秋と同じ茶色。ただ冬は男の横顔である。白髪、白い長い髭をたくわえ、眉も白い。頭のてっぺんは禿げている。その周りをトウヒ(マツ科の針葉樹)が囲んでいるが、枝には雪がついている。

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まだまだおもしろい建物はたくさんあるのだが、ひとまず終わりにしたい。

この地区に住んでいるのは裕福な人ばかり、政治家や実業家が多いそうだが、最近はアーティストや外国人も住みはじめたとか。

 たくさんの個性的な建物たち、住民のみなさん、お邪魔しました。楽しい時間を過ごさせていただき、よい思い出になりました。感謝申し上げます。