カロリーヌちゃん
永遠のアイドルです、わがやにとっては。
若いみなさんにとっては
「カロリーヌとゆかいな8ひき」シリーズでしょうか。
うちにあるのは、1998年発行、シリーズの『カロリーヌのゆきあそび』BL出版
見開きも楽しい!
他にも1984年フランス語原書 Caroline invite ses amis
カーニバルのお話ですね。
見開きも可愛い。
ですが
今日はこちらの本を紹介します。
カロリーヌのぼうけん
昭和46年発行
小学館 オールカラー版 世界の童話 35 390円
えとぶん ピエール=プロブスト
ぶん 土屋由岐雄・福島のり子
昔は1冊に複数の話が入っていた
三つの話
カロリーヌのぼうけん Le voyage de Caroline
ふしぎのくにのカロリーヌ Caroline a travers les ages
カロリーヌのすてきなパーティー Une fete chez Caroline
登場人物(正確にはカロリーヌと登場動物たち)
これは巻末のページ。
やはりはじめに動物たちをチェックした方がいいでしょう。
ずいぶん絵が違いますね。時代とともに絵やそのほかの背景となるものが変わるんですね。
でも「冒険」は相変わらず。
インドの友人に会いに、皆で汽車や船を乗り継ぎながら、様々な困難を乗り越えて目的のインドの町までたどりつくのです。
子どもなのにものすごい行動力とエネルギーです。
(汽車の中)
いつでもどこでも大騒ぎ。誰かがやっかいを引き起こします。でも賢く万能のカロリーヌがいれば大丈夫。
図書館にありますので、ぜひ楽しんでください。
カロリーヌシリーズはどれも退屈しません。(太鼓判!)
著者の紹介
Pierre Probst (1913 - 2007)
フランスのみならず世界中に熱烈なファンを持っていたプロブストさん。
時代に合わせて絵の描き替えもいといませんでした。
でも読者は自分が読んだ時代の版をもう一度読みたい、手に入れたいと思うものです。古本市場では1950年代の本が高値で取引されています。
アニメ化
Caroline et ses amis - S01E38 Le château hanté HD
アニメによってさらにファンが増えました。youtubeで幾つか見られます。
読み切り版
フランス語ですが、一話だけの小さくて薄い廉価版シリーズが出ています。
布装丁版
一応豪華版ということで、値段もはりました。
1冊だけ持っています。
スーパーマーケットでも好き放題の仲間たち。
このあとクマのブーム君は、俗世間に嫌気がさし、山にこもって隠者になると言い出すのです。
ま、いつもハッピーエンドなわけで、読んでいる子供たちもハラハラしながらも最後は大喜びです。終わり
その後扱ったカロリーヌのお話