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ロボット労働者にとって代わられる明日 

新聞・TV・ニュースまとめ ベルギー

5月も終わりなので、気になった記事やおもしろいと思った写真などを集めてみました。(みなさんにとっておもしろいかはわかりませんが)

 

目次

1.サミットと広島

2.ベルギー国民全員にヨウ素剤配布

3.人間不要?ロボットが働く世界

 

今朝読んで涙した記事。イギリス ガーディアン紙

www.theguardian.com

スター・トレック」ってみんなすぐわかるのかな。

船長スールー役のジョージ・タケイが寄稿している。タケイは俳優だけでなく、人権活動家としても有名だ。オバマ大統領の広島訪問に感謝しつつ、広島原爆当日の思い出を語る。

f:id:cenecio:20160531134226p:plain船長のころ

第二次大戦中、タケイは家族と日系人収容所(Tule Lake Segregation Center)に入れられていた。あるとき、日本に大型爆弾が落とされた、という噂が収容所中をかけめぐった。詳細を知りたくとも外部からの情報は遮断されている。

のちにわかったことだが、広島にいたタケイの母の姉(あるいは妹)は5歳の子供とともに、運河で遺体となって見つかった。戦争の始まる前に、一時帰国していたのである。

原爆投下の成功で、連合国の人々はお祝いムードだった。戦争は終わるのだ。もうこれ以上の犠牲を払わなくてすむ。そしてタケイの家族たちにもはっきりとわかったのだ。これにより、自分たちも囚われの身を解かれることを。原爆という未曾有の犠牲を払って、手に入れた自らの自由。

オバマ大統領とハグした被爆者の森重昭さんは、同い年、79歳だといい、彼のこれまでの困難な道のりに思いをはせている。

 

いい写真だと思う。

f:id:cenecio:20160531144618p:plain

(Ise, Japan) G7 leaders take part in a tree planting ceremony during a visit to Ise Jingu Shrine

Photograph: Chung Sung-Jun/Getty Image

http://www.theguardian.com/news/gallery/2016/may/26/best-photographs-of-the-day-g7-leaders-tree-planting-baby-zebra

 

こちらもおもしろいアイディアだと思った。毎日新聞から。

 

<伊勢志摩サミット>G7首脳が「スーパーヒーロー」に

毎日新聞5月27日(金)11時11分
スーパーヒーローになったG7首脳の等身大パネル三重県伊勢市で2016年5月26日午後4時5分、町田結子撮影

http://cdn.mainichi.jp/vol1/2016/05/27/20160527k0000e040180000p/9.jpg?2

 

次は怖い話。

ベルギー国民全員が原発事故の備えとして、ヨウ素剤をもらえるという記事。

(ベルギー居住の外国人も含む)

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下のフランス語とオランダ語の新聞をざっとまとめる。

 

地図にあるように、これまでは原発の20km以内(小さい円)に住む人たちは配布を受けることができたのだが、先月、100km以内に範囲を拡大した。するとベルギー全土がすっぽりおさまる。それで国民全員というわけ。薬局でもらえる。

それどころかドイツ、オランダにもかかるので、両国でも対策がとられる。

オランダでは40歳までの国民と妊婦さんには優先的に配布するようだ。

http://www.lesoir.be/1194420/article/economie/2016-04-28/nucleaire-toute-population-belge-recevra-des-pilules-d-iode

www.demorgen.be

原発はベルギーに7基ある。これまでにも様々な頭の痛い問題が起こり、当時ベルギーに住んでいたから不安でしょうがなく、2月に下の短い記事を書いた。

ひとことで言うと、老朽化とテロの危険である。ドイツとルクセンブルクはベルギー政府に対し、早く止めてくれ、と要請している。

cenecio.hatenablog.com

 ちなみに福島原発のとき、東京に住むフランス人やオランダ人などヨーロッパの人は、大使館に行ってヨウ素剤をもらっていた。べつに特効薬でも何でもないんだけど、あると安心かな、などと言っていた。年齢の区切りがあって、夫婦の一人がもらえなかったりも…。

 

 

SFの話ではない ロボットのせいで失業

 フランスのフィガロ紙より

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www.lefigaro.fr

 台湾に本社があるフォックスコン・テクノロジー・グループ(Foxconn Technology Group)は、アップルやサムスンなどから、電子機器や携帯端末を受託生産している。このほど六万人分の工場労働をロボットに代替させると発表した。六万人は、たった一つの工場の話である。

従業員は首にするわけではありません、人間にしかできない複雑な仕事をやらせますよ、研究開発や品質管理のような、などとうそぶいているが、容易には信用できない。フォックスコンの過酷な労働環境、そして自殺者の波が一時期おしよせたことは記憶に新しい。アップル社は2012年にフォックスコンに対し、安全確保や環境改善など誓約させている。

 

つまり、工場労働者の多くは(中国の場合)たぶん出稼ぎだから、その人たちの雇用が失われる、というわけですね。このままロボット化が進んで、単純労働に人間はいらなくなったら、いったいどんな世界が… ?

 

 

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(王立軍事博物館にて。 写真はkikoさんへの目くばせです)