いつも美しいお花とすてきな小噺を紹介してくれる、リチャード・ギアさん。私は「おあにいさん」と呼んでいるが、ギアさんは笑いもギャグもお得意である。ダジャレの連発の不意打ちを食らい、ぶっ飛んだりもする。でも、笑うと心がパッと明るくなり、固くなっていた体がふっと軽くなり、前向きな気持ちが持てる。このところテロの話ばかり書いていて笑いを必要としていたそんなとき、ギアさんが紹介してくれた本。
まちかどちょい足しアート 単行本(ソフトカバー) – 2016/6/7 ワックワック (著)
出版社: グラフィック社
”OAK OAK”と書いてワックワックと読む。フランス人ですって!全然知らなかったなあ。教えてくれて本当にありがとう。96ページ、写真は100枚もあるそうだ。
で、いろいろ調べてみた。 作品の一部(こんなにコピーしていいのかどうか知らないけど、一応6枚あります)
HPで他のもご覧ください。
下の本がフランスの「原書」出版社名がomakebooksおまけブックス!ここでもニッポン語、愛されていますね。しかもフランス語、英語、日本語の3か国語で解説がついているらしい。
描いているのはどんな人だろう。
仕事風景)
やはり顔も名前も秘密だって。出身はフランス東部のSaint-Etienne、1980年代生まれ。旅が好き。建築と都市デザインに興味がある。
どうということのない町かどの日常風景にちょっと手を加えて、笑いを誘ったり詩情を添えたりする。別にメッセージを送るつもりはない。単に自分の楽しみでやっている、ということだ。
いつもフェルトペンとカメラと定規を持ち歩いている。いい場所を見つけると、いったん家に戻って準備をする。そして朝早く、あるいは夜に再び出没し、静かに手早く仕事をする。
好きな漫画は「カルビンとホッブス」(Calvin and Hobbes)。漫画家ビル・ワターソン(Bill Watterson)のファンだという。
あの可愛いカルビンくんと、親友である虎のぬいぐるみのホッブスの話だ。
アメリカの新聞の連載漫画で、1985年から1995年にかけて大人気だったらしい。セリフがおもしろく、ときに非常に深く、シュルツの「ピーナッツ」(スヌーピーの出る漫画)を思わせる。
ウィキペディアによれば
最も多い時で世界中の2,400紙以上に掲載された。『カルビンとホッブス』の単行本全17巻は累計2,300万部以上出版されている。
カルビン(Calvin)の名は、16世紀の宗教改革者ジャン・カルヴァン(John Calvin)から採られている。ホッブス(Hobbes)の名は、17世紀の哲学者トマス・ホッブズ(Thomas Hobbes)に由来している。ワターソンによれば、主要登場人物2人の名は政治学を学ぶ人へ贈る意図的なジョークであるという。トマス・ホッブズの著書『リヴァイアサン』では、自然状態における人間生活について『孤独でみじめで荒々しく残忍で、そして短い』と記述されているが、この説明はまさに漫画作品中のカルビンそのものである。
上記の説明、私はよく理解していないけれど。
著者のお顔、拝見。
http://calvinandhobbes.wikia.com/wiki/Bill_Watterson
Grand prix
アングレーム国際漫画祭(Festival international de la bande dessinée d'Angoulême)といったら、漫画の「カンヌ国際映画祭」(Festival International du Film de Cannes)ともいわれ、そのグランプリとなると毎年話題になる。ほかの賞もいろいろあるのだが、なんといってもたった一人選ばれる「グランプリ」はものすごい栄誉なのだ。
これまではたいていフランス人かベルギー人が受賞していたが、2015年 に初めて大友克洋(『AKIRA』など)がグランプリをもらった(*)。向こうの新聞でも大きく扱われた。そしてその前の年、2014年 がこのビル・ワターソンである。
*大友克洋、仏アングレーム国際漫画祭で日本人初の最優秀賞受賞! : 映画ニュース - 映画.c
ビル・ワターソン氏 短い作品をひとつ
Pokémon GO
私はゲームをやらないし、ポケモンについても初期のTVアニメを少し見ただけでほとんど知らないのだが、昨日はあちこちの新聞で、Pokémon GOの過熱ぶりが目についた。
オランダの若者たち。
数日来このゲームの人気はすさまじい。公園や道路や広場は、ポケモンなどを捜したり捕まえたりする若者で溢れている。
しかし問題も多い。熱中のあまりけがをしたり、入ってはいけない建物、病院などに侵入して迷惑をかけたり、 また位置情報機能を使うため、場所を知られて強盗にあったり…。プレー中はじゅうぶんに注意するよう、警察は呼びかけている。
終わり
何を撮ったかわからないでしょう?
答えは