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ツイッターの威力ひとことお礼を!&戦艦武蔵と鉄底海峡

Twitter

ツイッターはやっていません。というか私にはできないと思う。TwitterやFacebookはちゃんと管理ができるまめな人がやるものだと思っていますから。それにブログで手いっぱいです。

ところが、このところ人様のTwitterに大変お世話になっており、その拡散の威力に驚いております。ひとことお礼を申し上げたいのです。届くかどうかわかりませんけれど。

どちら様かわかりませんが、いつも拙ブログを気にとめてツイートしてくださる皆さま、ありがとうございます。


『この世界の片隅に』(11月24日)の記事は一日で1000以上のアクセスがあり、翌日との二日間で1500以上ありました。その後は数字を見ていませんが。
その9割くらいが数名のかたのツイッターだったのが驚きでした。あとでアドレスを見てみると、ひとりのかたのフォロワー数が大変多いことに気が付きました。

この記事はSPYBOYさまの映画評も運んでいますから、実に喜ばしいことです。
また11月24日の記事を読んだ方の多くは、10月の記事2本も目を通されるようでした。

「Twitterからのアクセスが多い」

そんなことに気付いたのはやっと11月のことです。
11月5日(土)から6日(日)の午後にかけて、下の記事に相当な数のアクセスがあってさすがにおかしいなと思いました。ちなみに6日午後3時ころにピタリとやみました。

cenecio.hatenablog.com


この記事は5月からそこそこアクセスがあったようです。というのも、今年はシーボルト関連の展覧会や特集が目白押しだし、NHKでも何度か取り上げているからです。


ではその二日間の、Twitterによるおびただしい量のアクセスは何を意味するのでしょうか。

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(千葉・東京が終わり、このあと長崎・名古屋・大阪へ回ります)


上記ポスターからわかるように、11月6日は東京での展示の最終日だったのです。
推測するに、高校か大学の課題でこの「シーボルト(展)」というのがあったのでしょう。レポートにまとめるのかどうか知りませんが、何か参考にしようと思って立ち寄ったのだと思います。
大学・高校関係者から悩みを聞いたことがあります。ネット上の記事のコピペによってレポートを書く学生がいて、同じような内容を何度も読まされてかなわないと。

コピペの元記事には教師だって簡単にたどりつきます。元の記事の文体やことば、構成などをいくら変えても、記事を書いた当人にしかわかりえない事柄や独自の見解などが含まれていれば、容易に気づきます。先生をなめてはいけません。

実は私も勧めに従って、文学関連の記事をいくつか下げました。詳細はここに書けないんですけど。個人のブログなんだから、時事的なことや旬な話題を扱えばよいと思っています。

 

戦艦武蔵の最期 ~映像解析 知られざる“真実”~

ゆうべ、みなさまの中にもNHKのドキュメンタリー、ご覧になったかたいらっしゃるんじゃないでしょうか。(明日、再放送ありますよ)

 

私はその前に日曜美術館を見ていて、「さあ、武蔵を見なきゃ」と自分にはっぱをかけました。というのもこうしたドキュメンタリをみると、いつもやるせなさと怒りでいっぱいになるからです。無能ですぐ意固地になる軍部、精神論のあほらしさ、人間軽視の極致で若い命をむざむざと殺してしまう…しかも現代の日本もたいして変わっていないところが一番悲しいです。

はい、気を取り直してドキュメンタリーについて簡単に解説を。

終戦70年の去年、大ニュースがありました。撃沈された戦艦「武蔵」らしき船がフィリピンの海に沈んでいるのを、アメリカの探査チームが発見したというのです。武蔵の所在は長らくわかっていませんでした。

主導したのはマイクロソフトの共同創業者であるポール・アレン氏。

下がアレン氏のTwitter。

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ポール・アレン氏は、自分の父親も戦争を戦ったので強い関心を抱いていました。2007年、軍事技術の保存に力を貸したいと思い、専門家を集めて沈没船の探査チームを作り調査に乗り出します。米軍の撮った写真をもとに沈没地点を推測します。なにせ1000m以上の海底なので、音波や無人の探査機にカメラをつけて調べるのです。

そうやって去年3月、ついに「武蔵」を発見し、その映像を一部、インターネットで公開しました。

 

www.youtube.com

一方日本では、武蔵に関する資料はすべて処分されたことになっていましたが、なんと約200枚の設計図が見つかりました。武蔵を建造した三菱重工業長崎造船所に保管されていたのです。(なんで今頃やっと?)

こうした資料をもとに、NHKは日本・アメリカの軍事専門家らの協力を得て、武蔵を部品からCGで組み立てていきます。そして海を走らせ、米軍の戦闘機による爆撃、魚雷攻撃を再現します。沈みゆく、船体内部の爆発で破壊される武蔵。

生々しい証言をするのは生き残った乗組員の方々です。特に機銃のまわりに配置された無防備の若い兵士たち、その地獄絵を生き残った証言者が淡々と描写します。人間を使い捨てにする日本を見ました。

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 (武蔵はここまで)

 

今も そこにある 戦争-1-

このところ沈没船ばかり目にしています。

 

cenecio.hatenablog.com

 

オランダ、イギリスときて、今日は朝日新聞の記事(11月20日)です。

12月8日で真珠湾攻撃から75年ですね。

 

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写真左上は1942年に沈没した駆逐艦「菊月」

写真右下は零戦、そばにある穴は空襲でできたクレーターだそうです。

ソロモン海戦では、日米合わせて50を超える艦船が沈みました。それで「鉄底海峡」の異名が残っているそうです。

 

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遺骨7000柱が取り残されているガダルカナル島で、収容活動を続けている団体を取材しています。ボランティアで参加した大学生「紙切れ1枚で戦地まで駆り出しておいて、死んだらそのままなんて…」。

議員立法による法律が施行され、今後9年間は「集中実施期間」とされる一方で、関係者の高齢化と記憶の風化が進む、と記者は述べています。

 

今も そこにある 戦争-2-

ヨーロッパでは、不発弾 はあちこちでよく見つかります。オランダで民家の庭先に子供が見つけた、などというニュースを初めて聞いたときは怖いな、と思いましたが、そのうち慣れて「えー、また?どこで?」となります。

それでも映像を見て不安に思ったのは、人っ子一人いないベルリン中央駅周辺のもようでした。確か2013年のことで、ソ連製の100キロ爆弾が見つかったというので周辺住民も避難させられ、通行止めになりました。人が消えてしまうのは不気味な光景です。しかもあんな繁華なところで。東京駅から人がいなくなってしまうようなものです。もちろん列車も電車もバスも飛行機も止まります。

爆発処理班が不発弾を広い場所に運び、手慣れた操作で信管を外すと、皆ほっとして、日常を取り戻します。しかしこの信管を外すことができなかったのが、ミュンヘンのケースでした。2012年、250キロの不発弾が見つかり、住民を避難させたうえでやむなくその場で爆破処理しました。この爆破が予想を超えて大規模であったため、火災が起きたりガラスが飛び散ったりしたそうです。youtubeに映像が上がっています。

ミュンヘンではごく最近も見つかっています。

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6月にはトリーアの建設現場で250キロ爆弾が。(写真)Fliegerbombe in Trierer Innenstadt gefunden: 6000 Menschen von Evakuierung betroffen - Entschärfung am Freitag (Karte/Fotostrecke) - volksfreund.de

 

過去には不発弾処理で人が数名亡くなったりもしています。そして不発弾はまだたくさん地中にあるらしい。戦争はいまだそこら中に残っているんですね。中国も同じではないでしょうか。

 

おまけ(ベルギー王立軍事博物館)

フランスの飛行機 Pou-du-ciel「空のシラミ」を紹介します。

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(Henri Mignet、1930年代)のどかですねえ。

 

飛行機のコーナーの一部分

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( ベルギー王立軍事博物館)