(昨日の続き)
1.リトル・トランプの大集合!
どっかの大統領のことではなくて、”Tramp”すなわち「小さな放浪者/浮浪者」と呼ばれるあのおなじみのチャップリン。昨日4月16日、チャップリンに扮装した662人がスイスのチャップリン博物館(Corsier-sur-Vevey)に集まったのですって。女性も子どももたくさんいますね。楽しそう!
https://nos.nl/data/image/2017/04/16/370912/1008x567.jpg
2.スポーツが楽しみ過ぎる!
平野美宇ちゃん(17歳)快挙です。凄すぎる!丁寧選手に勝てる日本人がいるなんて!
平野選手はリオ五輪代表に選ばれず、その悔しさをばねにして猛練習し、今回のアジア選手権の女子シングルスで優勝を勝ち取りました。攻撃的なスタイルや溢れる自信が見ている側にもビンビン伝わってきました。
次は5月の世界選手権です。中国が自分を研究してくるので、さらに進歩したいと語っている。これからもとても楽しみです。
水泳の日本選手権が終わりました。私の注目は大橋悠依(1995年10月18日 - 東洋大学)選手。200&400m個人メドレーで優勝しました。今朝見たらウィキペディアができていますね。写しておこうっと。
・400m個人メドレー 4分31秒42(2017/04/14日本記録)
・200m個人メドレー 2分09秒96(2017/04/15)
第93回日本選手権水泳競技大会 日本ガイシホール
大橋悠依、400個メドレーでリオ銅超えタイム!日本新を3秒24更新 : スポーツ報知
もう何がすごいって、あの華奢な体つきで大きな泳ぎをするのです。背泳ぎのゆったりした、それでいてスイスイ進むあの泳ぎはなに?フリー(最後の100m)なんかプールにほかの誰の姿も見えなくて、まるで試合後にクールダウンしているかのように見えました。
水の抵抗が少ない美しい泳ぎ、見ていてため息が洩れました。コーチから「31秒が出るかもしれない」と言われていたそうですが、自分では信じられなかったそうです。2月の合宿はスペインの、標高の高いシエラネバダで、約5週間でした。そこでめきめきと力を(特に体力を)つけたんですね。素質はすばらしいものがあったのですが、大学2年生までは貧血で記録も伸び悩んでいました。アサリなどを食べて食生活を改善したということです。竹内結子さんに似ていると言われているんですって。たしかにね。
追記:2018年9月朝日新聞記事
3.ブースさんのコラムがおもしろい
ちょっと前になってしまうんですが、書いておきます。朝日新聞2月のコラム「マイケル・ブースの世界を食べる」(第10回)。マイケル・ブース(Michael Booth)氏はイギリス生まれでデンマーク在住。『英国一家、日本を食べる』などの著書がある。
「毎年2月14日はいかにロマンチックな夜を演出するか、男性陣の腕の見せ所」というブースさん。ほう、そうなんですか。
そして今年のバレンタインデーのエピソードを披露していて、私は仰天しました。ギアさまやみなさんはご存知なのかもしれませんが。
ブースさんは奥さまとハウステンボスに行ったのです。(引用)
ハウステンボスとは長崎県にある、クレージーな人々がオランダの街並みを忠実に再現した娯楽施設だ。世界でも最高峰のテーマパークといっていい。とくに2月14日、日本で最もロマンチックな場所になった夜、私はこじゃれた風景の中を、ただ妻の手をとり、したり顔で歩くだけでよかった。
それも「壁ドン」男に出会うまでのこと。…ハンサムなうら若き「壁ドン」青年は、妻の背後の壁に手をつき、耳元で甘い二言三言をささやいた。そして、ひとかけのチョコレートを、くちびるにはさんだ。
普段は強く、自立した現代女性である妻のリスンは私のまさに目の前で、頬を赤らめてはにかむ16歳へと変貌を遂げた。
・・・
「壁ドン」のサービスがあるって?お金を払うの?どんな男性?ご存じのかたはぜひとも教えていただきたい。あちこちで普通にあるサービスでしょうか。(そんなわけないよね)
写真:ハウステンボスのサイトから
4.再びゴエモン
marverickjpさま 日本(語)とはなんの関係もないようです。フランスのブルターニュ地方では中世か、もっと前から海藻ゴエモンを採集していたようです。
偶然似ている音のことば、というのはありますね。you-know-me→湯呑み、のように。
「ワンパターン」これは日本語(もとは英語ですが)で普通に使うと思いますが、昔、日本に留学してきた中国人にこれを言ったら、まず絶句して、それから大笑いされた思い出があります。中国語でも同じ発音で「王八蛋」(Wangbadan)という罵倒語があるんだそうで…。
「コジマヨシオ」は韓国語で「嘘つかないで」という意味だそうです。TVに出ていた韓国人がいろいろ教えてくれたのですが、他のは忘れてしまいました。
5.編み物男子ってすてき
この写真の光景を見ると、「平和」ということをしみじみ考えます。
テロが奪ったものの一つでしょうか。
2007~08年、私はベルギーに住んでいたのですが、その時のブリュッセル市のイベントです。「手作りフェスティバル」とでもいうのでしょうか。とにかくDIYや園芸、野菜作り、手芸など何でもありました。人にカメラを向けられないタチなんで、写真は撮っておらず、広報誌の切り抜きを貼りました。
手作りしたものを売ったり、一緒に作ったり、教えたりしていました。子どもたちもあちこちのブースを回りながら、いろいろな手作りに挑戦するのです。
象徴的な光景が上の写真です。編み物や、一般に女子がするような小物づくりに参加する男性たち、その真剣に習う姿を見て「平和な光景だな、ベルギーっていいな」と心打たれました。
編み物ブースで、マミーさんなんか凄い人気で引っ張りだこになるでしょうね。ムーミンの編みぐるみ、私も教えてもらいたいです。(競争率高すぎて近づけないか…)
しかしあのテロ以降、すっかり変わってしまいました。こんなイベントや昨日の記事、復活祭のたまご探しのような楽しい行事はすべて「全力で守っていかなければならないもの」「警備などで高くつくもの」になってしまいました。
「中学体育に銃剣道」という話がありましたが、銃剣道の木刀(それとも銃?名前がわからない)を編み棒に変えたらいいんじゃないでしょうか。男子も女子も編み物を習うのです。編みぐるみのテディベアを一体製作するのを必修にするなんてどうでしょう。
突然ドイツ語の先生の話を思い出しました。ハンブルク出身の若い男性でしたが、子どものころおばあちゃんから編み物を習っていたというのです。マフラーや動物の編みぐるみを作っていたそうです。
私も「うちの弟は刺繍をやっていたの。幼稚園のとき」と教えてあげました。そして平和だねえと二人で笑ったのでした。
弟の刺繍というのは、リリアンを使った文化刺繍というもので、技術はいらないのです。下絵に沿って、専用の針で垂直にプスプス刺していくだけ。絵は風景画が多かったように思います。弟は子猫が毛糸玉とじゃれている絵を選び、ちゃんと完成させました。(終わり)
おまけ
今日もOnly In Russiaさんの Twitterから。
ロシアでは普通のペットだそうです。
Only In Russia (@CrazyinRussia) | Twitter
こちらもペットと一緒の男性。犬とアメリカヘラジカです。
追記①
あれ、なんて言うの?
それは「かせくり」「毛糸巻き」。「かせ」とは糸を輪状に束ねたもので、30~40年ほど前まで、毛糸は玉ではなく「かせ」で売られていた。かせは一束50グラム。一人がかせを両手に広げ、もう一人が巻き取る。玉に巻き取るのに10分以上かかる。これを一人でするために「玉巻き器」(ロイヤル工業・名古屋)が発売された。
高度経済成長期まで編み物は主婦の必須スキルだった。
DUBUFFE かせくり 器 糸巻き 玉巻き 【DF126】 (青)
UTOKY ハンドファイバーストリングボール ウールワインダーホルダー 毛糸だま 編み物キット かせくり器 玉巻器 生活便利グッズ 2セット
追記②:Alfie Dateさん
世界一高齢のペンギンニット編み
追記③:羨まし過ぎるノルウェーのニットキャンプ
Norske strikkeguruer besøger strikke-camp - VD Online - Forside - Korsør
ノルウェーのお二人が毎年企画している編み物キャンプ。もちろん初心者でも参加できる。2018年は6月8日から10日。楽しそう!行ってみたいな。
追記④:仏OVNI紙より