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カタツムリ
もらった有機野菜の中に入ってわが家にたどり着いた”ペット”です。実はこれで4匹め。昔は窓から飛んで入ってきたゲンゴロウを飼育していたことも。散歩の途中の見つけたカブトムシなど。思えば様々な昆虫と暮らしていたな~。
野菜はいろいろ食べるらしい。殻のカルシウムのために卵のからを置いています。
庭にやってきたカノコガ
カノコガ(鹿子蛾、Amata fortunei)は、チョウ目ヒトリガ科(カノコガ亜科)に属するガの一種。カノコガ - Wikipedia
初めて見たカノコガ、スマホですぐに撮影しました。ちょっと自慢です。
あいかわらず蝶々と暮らす日々。
アゲハ蝶のサナギ
今年は60~70匹は羽化しました。一番早かったのは2月28日で家の中で越冬したのです。
ギアさまの質問にお答えしますね。Q: 蛹の下、フンのように見えるものは何か。
これはサナギになるときに脱ぎ捨てた”お洋服”です。幼虫は何度か脱皮するんですが、最後の脱皮となります。頭から尻へと上手に脱ぎ捨てていきます。
羽化した蝶の写真はもうこれまでにたくさん載せているので、今回はちょっとした気苦労を書いてみたいと思います。
↓これは先ほどのサナギが羽化して飛び立ったあとの殻。
全部の卵が無事羽化にまでこぎつけ、晴れた朝の大空に・・・とは残念ながらいきません。自然界では2%くらいと言われているし、我が家でも6割くらいでしょうか。
ただ今年の夏は暑すぎて天敵の寄生バエや寄生バチが現れなかったので、たぶん8割以上は羽化できてラッキーでした。暑すぎて蚊もいなかったですよね。
4月ころ、最初の卵を見つけた時はとても嬉しい。左の小さな黄色い粒です。わが家では報告会が行われます。
↓赤いテントウムシ、見えるでしょうか。太い枝の真ん中。
ありがたい助っ人です。というのも柑橘類の葉が蝶のえさなのでこれをちゃんと育てるのが私の大切な仕事です。害虫で葉がダメにならないように。
以前は山椒も含め、10鉢くらいあったんですが、今は4つしかありません。これで10月くらいまでもたせなければならない。けっこうハラハラします。
そしてはらぺこあおむしたちが食べ漁った木はこんな無惨な姿に。↓
一枚も葉がついていない。さいわい、たくさん葉をつけたグレープフルーツがまだ1本あります。
サナギになるのも一仕事。うまく糸が掛けられず宙ぶらりんになったり下に落ちてしまったサナギにはちょっと手を貸してやらなければ。↓
ちょうどケンタッキーのクーポンがそばにあったのでちぎって筒にし、サナギを入れてセロテープで貼り付けました。本当はもっと小さく、体と同じサイズがいいようです。
今はもう羽化して中は空です。
水槽は広いのになんで?
誰しもそう思うでしょう。既にあるサナギの上に、別の青虫がやってきてサナギになってしまう・・・なんとも困ったことです。不思議です。
おととしも同様のことが起こってブログに書いたんですが、やはり蝶をたくさん育てているはてなダイヤリーのみよちゃ様が、その後どうなったかぜひ教えてとおっしゃったので、下の方は死んでしまったとお伝えしました。
そして今回も…。
↑ この写真では両方とも青くて大丈夫そうだけど、下のが羽化しようとするとうまく出られず死んでしまうようです。黒ずんだり、羽の一部だけをのぞかせて実に可哀そう。
ですが羽化の歓びは言葉にできないものがあります。そんなわけでお節介とは思いつつも毎年世話をしてしまうんです。
蝶はここまで。
追記:東西南北にうまく位置取りしたサナギたち。(10月初め)