ベルギーの密かな愉しみ

しばらくの間 お休みします。

蝶 の検索結果:

8月15日は対日戦勝記念日 &国家主義の誘惑 &蝶の羽化

…ことも思い出した。 蝶の羽化はいつ見ても神秘! 先日id:miyotyaさまがクロアゲハの羽化の写真を載せてらした。 miyotya.hatenablog.com 私は今朝ラッキーなことに居合わせることができた。朝の5時くらいに見たらサナギの殻を通してアゲハ蝶の羽の模様が透けて見えたので、まもなく羽化するな、と思った。朝食が終わって部屋にあがってみるとちょうど始まるところだった。 まずブルブル小刻みに震え、頭が出てきた。コラージュ写真で見てね! 翅は最初はくしゃくしゃ、でもす…

勝手にカオスの日本国 &蝶のはなし &新しいアイコン

…eaderだもん。 蝶の話 コロナ禍で私の心を癒してくれるのは、蝶とメダカと植物である。 蝶は先日id:miyotyaさまが凄いお写真を撮っていた。こちら miyotya.hatenablog.com 我が家でももう四半世紀、蝶を育てており、サナギ化する様子や羽化の過程を見まもったことは何度もあるのだが、写真を撮ったことはない。朝になるとかえっているので、窓をあけて旅立ちを見送るだけ。 今年は梅雨が明けず、雨続きでかわいそうだ。でもなんとかすでに10匹以上は飛んでいった。 こ…

新しい日常の主役は自転車!&夏至とキベリタテハ

…聖ヨハネの日である。蝶が好きな私はこの時期になるとキベリタテハを思い出す。 キベリタテハをネットで調べた時とてもきれいな写真をブログに載せている方がいらして、はてなのブロガーさんだった。どんな蝶かご覧くださいね。まず見ていただかないと次の文章がわからないと思うので。こちら夏の終わり 1 -エルタテハ・キベリタテハ - - OTTOの蝶々ブログ 何故キベリタテハを思い出すかといえば、『フランドルの四季暦』(マリ・ゲヴェルス著。河出書房)の「六月と夏至」の文がすばらしいからと、夏…

ガンダム像から回転ずしのアマビエまで楽しいtwitter &nofrillsさまのベルギーレッスン

…まといえば私は勝手に蝶仲間だと思っているが(去年の記事参照:オオムラサキいなくなっちゃう!昆虫も鳥も減ったね(続)&nofrillsさまは蝶仲間 ) 実は毎回素晴らしい英語レッスンを、しかも無料でしてくださるかた。私がはてなで唯一フォローしている英語ブログである。 hoarding-examples.hatenablog.jp 毎回タイムリーな記事や話題を扱ってくださるが、6月16、17、18日と今日の19日の4日間にわたるベルギーに関するエントリは本当に勉強になった。(↑上…

コンゴとタンタン&ダンケルクの祭り 今年初のアゲハ蝶✌ ‐コロナとともに⑤-追記

…クトで、米国における奴隷制の遺産を再調査することを目的としているそうだ。こちらの記事が大変参考になったので貼り付けておこう。最初のアフリカ人奴隷がバージニア州に到着してから400年 | アメリカ ウオッチ Yuko's Blog 🌸嬉しかったこと。今年初のアゲハ蝶がかえった! うちの花。毎日が楽しみ。 いま、朝顔もグロリオーサも桔梗もすくすく伸びている。この喜びは言葉では言い表せない。昨日今日のたっぷりの雨も嬉しい恵み❢ ではまた次回! 追記:メモ www.afpbb.com

オオムラサキいなくなっちゃう!昆虫も鳥も減ったね(続)&nofrillsさまは蝶仲間

…の小さな自然-3- 蝶・メダカ・オオウバユリを書いたのだが、その二日後愕然とする記事を読んだ。環境省と日本自然保護協会が合同で行った調査の結果、蝶の減り方が凄まじいことがわかった。各紙報じているので皆さんもとうにご存じかもしれない。ノウサギ、ゲンジボタルなども減少しているが、今日は蝶に限定したいと思う。 オオムラサキなど87種類の蝶を調べた。里山などに多く生息している、ほとんどが普通種といわれているもの、日常的に観察できる蝶だ。どのようにして調べるかというと、各地の住民や自然…

昆虫も鳥も減ったね。わが家の小さな自然-3- 蝶・メダカ・オオウバユリ

…と呼んでいるとか。 蝶もトンボも減った。 私は蝶を長く育てている。今年7月の長雨のあと、「さあ、8月だ。蝶がたくさん飛ぶぞ」と思ったら全く姿を見せないではないか。家族で「蝶見た?」が日々の合言葉のようになっていた。おかしいなと思っていると、北海道にお住いの居候の光さまが8月に同じ心配をしていらした。人は大義を成さずとも、心ある行為をしていればそれで良いのではないか。 - 居候の光 花が咲くのが遅いようだが、冷夏のせいかと問い、アゲハ蝶は「野原の遠くに2度ほど見ただけ」とおっし…

新年のご挨拶 &寒中水泳 &人間の鎖620km

…て和みましょう。 ①蝶が好きなみなさんに贈る。 ワニの涙を飲みにくる蝶。塩分やミネラルを補給するらしい。 Caiman wearing a crown of butterflies (Photo: Mark Cowan) pic.twitter.com/U7OVKlhlop — 41 Strange (@41Strange) January 1, 2019 ②妖怪おでん。 妖怪おでんpic.twitter.com/7JyJjao0ke — ミライノシテン-アイディア・デザイン…

わが家の小さな自然 -2- 蝶

…です。 あいかわらず蝶々と暮らす日々。 アゲハ蝶のサナギ 今年は60~70匹は羽化しました。一番早かったのは2月28日で家の中で越冬したのです。 ギアさまの質問にお答えしますね。Q: 蛹の下、フンのように見えるものは何か。 これはサナギになるときに脱ぎ捨てた”お洋服”です。幼虫は何度か脱皮するんですが、最後の脱皮となります。頭から尻へと上手に脱ぎ捨てていきます。 羽化した蝶の写真はもうこれまでにたくさん載せているので、今回はちょっとした気苦労を書いてみたいと思います。 ↓これ…

二つ折りの恋文ー蛾も仲間です! ヘッセ『少年の日の思い出』&シモフリスズメ・オンブバッタ

…簡単に紹介するとー 蝶集めに夢中な少年がいて、ボール紙で標本箱を作り、蝶を保存して楽しんでいた。あるときコムラサキを捕まえたことが嬉しくて、自慢したくなった。中庭の向こうには先生の息子エーミールが住んでいる。「非の打ちどころがない模範少年」であるエーミールの蒐集は本格的で、破損した翅をにかわで修復する技術まで持っている。そのエーミールはコムラサキを見るや「せいぜい20ペニヒ程度」と言い捨てたので、以後少年は蝶を見せることはなかった。 あるときエーミールがクジャクヤママユを手に…

河童忌 田端の王様・芥川龍之介 追記:2019年

… ここまで) アゲハ蝶と朝顔 外の朝顔は今年は二階まで紐をはりました。 カマキリのお洋服 今日、土用の丑の日 - ほのぼの日記 クリナムの上に毎日カマキリがおりますが、今日は脱皮した殻が残っていてラッキーでした。 カマキリの脱皮した美しい殻を載せていらっしゃいますので、ぜひご覧になってください。みよちゃんさま、いつもありがとうございます。 追記: id:marverickjpさま、ありがとうございます。 www.youtube.com 田端文士村記念館ではこのフィルムの全部が…

二つ折りの恋文 & 七月の園芸家 -1-

二つ折りの恋文 あ、蝶の話だなとすぐにわかってくれた人、ありがとう。去年も読んでくれた人ですね。二つ折りの恋文-1- ルナールの「博物誌」 - 「蝶 二つ折りの恋文が、花の番地を捜している」 千葉にお住いのmiyotyaさま 色々あった一日 - ほのぼの日記 もこの季節、蝶が気になって仕方ないご様子。全く同じでございます。幼虫を食べてしまうスズメや、サナギになる前の青虫に卵を産み付ける寄生蜂や寄生蝿など、手ごわい天敵がいて、手をこまねいて見ていることのできない私は、途中から家…

奇想天外アルチンボルド 合成肖像画のディープな世界(+蝶ダースベーダー)

…一例として、記事末に蝶ダースベーダーの作家を載せておきました。 アルチンボルドの傑作「四季」のシリーズを展開する前に、まず私が子供のころ好きで部屋に飾っていた『司書』(1566)の絵を。 アルチンボルドとの出会いです。今回この絵も来ていたのですが、解説からいろいろ教わりました。いわく、ウォルフガング・ラツィウスという実在の図書館司書がモデルだそうで、彼は著作を多くしたが、質よりも量だったと。ああ、そうだったの、と思わず吹き出しました。知識偏重の諷刺なんでしょうか。たしかにラツ…

アゲハ蝶の舞う季節だね~ &Mr.ビーンのメグレ警視 (追記)

…うが羽化しました👏 蝶というと思い出すもの 以前にも蝶についてあれこれ綴りました。「蝶・二つ折りの恋文」というカテゴリーさえ設けています。 今日はスイスの絵本作家エルンスト・クライドルフ(Ernst Kreidolf 1863-1956)の世界をのぞいてみましょう。この人の蝶の絵はいっぺんみたら忘れられません。 『花を棲みかに』( Lenzgelind 1926)から 蝶が擬人化され、人間さながらに暮らす世界を描きます。他の虫や花も擬人化されて出てきます。 ね、ちょっと本を見…

ミッフィーパパが亡くなったと夫が叫んだ朝・ブルーナのデザイン 追記:谷口ジローと似ている!

その大声で知りました。 日本ではうさこちゃん 英語ではミッフィー オランダ語の本名は ナインチェ・プラウス( Nijntje Pluis) ディック・ブルーナ(Dick Bruna) うちの子どもたちにとってはミッフィー、わたしにとってはデザイナー、装丁デザインのブルーナ。 私はオランダが羨ましくてたまらなかった。読書週間には毎年、ブルーナデザインのポスターが、オランダの街のあちこちに貼られるのです。 くろくまちゃんと うちで のんびり 本を 読もうよ 可愛くてたまりません。…

金子みすゞアメリカデビューと 水着問題・クロアゲハ

…。 最後に わがやの蝶 のこと。 人のお宅を羨ましがっていたのだが、この夏拙宅にもクロアゲハがやってきて、3匹巣立っていった。卵から飛び立つまでをずっと見ることができた。 太って模様がはっきりしているのがクロアゲハ、それ以外はナミアゲハ。 そろそろかえる頃だなと思う朝は、抜き足差し足、忍び足で見にいく。 そおっとカーテンを開けると、私より早起きでもう殻から出て羽を乾かしている。 じゅうぶんに羽が乾いたら、優雅に飛び去ってしまう。 夏の風物詩?とんでもない。秋の蝶もいるのだ。 …

熊田千佳慕さん・ロンドンの蝶の館

(*前回の続き) 蝶というと思い浮かべる人のもうひとりは 熊田千佳慕(くまだ ちかぼ)さんという画家である。 出典:(数ページ読める)世界の名作(3) ファーブル昆虫記 |絵本ナビ : ファーブル,古川 晴男,熊田 千佳慕 みんなの声・通販 昔、年少のいとこが持っていた「少年少女世界の名作」シリーズの『ファーブル昆虫記』を読んだ。その後復刊されて 世界文化社 から出ているのが上記の本。 このキアゲハが強く印象に残ったのだ。もちろんファーブルだから、ほかにも虫はたくさん出てくる…

蝶といえば ウラジーミル・ナボコフ(Vladimir Nabokov) 

蝶というとすぐ思い浮かぶ人が私にはふたりいる。 ふたりとも故人である。そのひとりがこの人、 ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・ナボコフ(1899年- 1977年) そう、あの『ロリータ』(ロリコンという言葉はここから来た)で有名な小説家、詩人のナボコフである。私はたった2冊(ロリータのほか『ナボコフ自伝』)しか読んでいないので、文学については語れないが。 先日、イギリスのガーディアン紙に載った記事を見てハッとした。わあ、これは画期的なことだな!イエール大学出版局から出た本の紹…

サボテン&猫たち(5月27日) アゲハ蝶が飛んだ(5月30日) 

…ます。 5月29日 蝶が2匹羽化しました。 毎朝そお~っとカーテンを開けます。 朝の5時ころ、もうかえって、羽を乾かしていました。ああ、美しいとうっとり見ていたのも束の間、あっという間に飛び去ってしまいました。ケースの中の蝶も見えますね。同じ日に生まれたきょうだいです。おいしい蜜がある、花の番地をさがして、今はどのへんを飛んでいるでしょう。 今日の頂き物 イチゴ1キロ以上あります。傷み始めているけど、味はいいわよ、と言われ、もちろん喜んでいただきました。コンポートを作って冷や…

二つ折りの恋文-1- ルナールの「博物誌」

(アゲハ蝶のサナギ2匹。恋文になる日を待つ。5月21日撮影) 今日は蝶の話です。虫が苦手な人はパスしてね。今日5月23日はラブレターの日・恋文の日だそうです。 蝶 二つ折りの恋文が、花の番地を捜している 皆さんもご存じだと思うが、ルナール(Jules Renard)の「博物誌」HISTOIRES NATURELLESのなかの「蝶」。岸田國士の訳がすばらしい。ルナールはよい翻訳者に恵まれ、ラッキーだった。 フランス語:Papillon, ce billet doux plié …

夏のような日 昭和を捜して町歩き&ラーメン屋&ノボロギクたち

…イだ。 さらにアゲハ蝶の卵1個。小さな薄黄色のたまご。 近年、昆虫全体が減っているような気がする。今年はどうだろうか。 ドウダンツツジも可愛い花をつけた。 何でもない日のしあわせ。 前から行きたかった麺や ひだまり( 〒113-0022 東京都文京区千駄木3-43-9)に行った。 2時前だったが、小さなお店は満席。カウンターにフランス人(かどうかはわからないが、フランス語話者だった)が5人、親子ファミリーと子供の友人という関係かな。最近は情報が早いから、ひっそりと隠れるように…

アントウェルペン動物園

…中できた。 モルフォ蝶が食事中。 Wintertuin wordt opnieuw Vlindertuin | ZOO Antwerpen 羽を開くと鮮やかだ。コスタリカから来たという。実は私は蝶が大好きで、毎年自宅でアゲハ蝶をかえしている。 エサがおいしそう^^ 写真は難しい。うまく写らないけど中央を飛ぶ蝶。館内の湿度のせいで、しょっちゅうレンズが曇る。なんか方法はあるんだろう。無知なもので"(-""-)" 園内は手入れがよく行き届き、動物もゆったり暮らしていた。飼育員さん…

Cogels-osylei コーヘルス・オスィ通り ベルエポックの建築群-1-

…前も奇抜だが、何か所かに描かれている絵を見ると、蝶じゃないのと思ってしまう。 30 番地 Napoleon 先ほど見た建築家J.De Weerdtの作。De Weerdtらしさがあちこちに。モザイクのナポレオン二も注目。天然石を使ったすてきなお宅である。 39番地 Mouettes カモメ De Weerdtの作品! 3階には、飛んでいるカモメの鮮やかなモザイクが見える。 2階の豪華なバルコニーがとりわけ目を引く。この地域で最も美しい家のひとつ、と言われているのもうなづける。