①カーニバル 2016 いつも過激!
ドイツ、デュッセルドルフのカーニバル。風刺たっぷりの山車が登場することで有名なのだが、ちょっとこれはひどいと思う。普通に見たら、一国の独裁者が国民に圧政をしいているようにみえるだろう。でもこの人ヤロスラフ・カチンスキは右派議員の一人にすぎないはずだが。
あれ、大統領だったんじゃ…。それは双子のきょうだいレフのほう。あの不可思議な5年前の事故(事件?)。レフと妻、議員や軍人ら90人を乗せた飛行機がロシア領土内で墜落し、全員が死亡したのである。酷い事故だったな。もちろんカチンスキ氏もお怒りだとポリティコ紙が伝えている。
2枚目の写真は難民の波に文字通り呑まれるメルケル。
3枚目はイジりがいのあるトランプ氏。
カーニバルは何でもありなんですね。
②ベルギーにおけるじゃんけん
わかりづらいかもしれないが、ベルギーの地図で、南の半分、すなわち黄色がワロン(フランス語地域)。北半分のフランドル地域において、「じゃんけん」のことをどう言うか調べたもの。
①blad-steen-schaar すなわち葉っぱ、石、ハサミ
なのか
②schaar-steen-papier ハサミ、石、紙
なのかである。
地図のオレンジが①の地域、左右に分かれている。赤が②の地域だが、おもしろいことに首都ブリュッセルからアントウェルペン州全体を含む細長い地域である。
子供たちにインタビューしたところ、両サイドとも自分たちのほうが発音しやすくていいと言っている。出身が異なる者同士のじゃんけんは息があわなくて難しいらしい。
もうひとつおもしろいと思ったのは、
勝ったチョキはパーの紙を切る真似をすること。
(写真: アントウェルペン 私の部屋からみた朝焼け)
③テロの脅威にユーモアで応戦
すごく楽しめます。み~んな可愛い💛
National emergency? Belgians respond to terror raids with cats | World news | The Guardian
④「じゃま猫って知ってる?」
テレビから聞こえてきた。なんのことはない、文字通り、飼い主の邪魔をする猫のことだった。
そうした写真をアップして人々は笑いあっている。でも本音は、自分の家の可愛い猫を見せたいだけなのかも。上の写真はうちの猫がまだ赤ちゃんのころ。勉強中のコピーのうえで眠り込み、老眼鏡もとられてしまった。
ガーデニングをする人のお宅では猫は飼わないって本当かしら。土をいじったり掘り返したりして植物をだめにするから、というのだけれど。うちは外へはださないから、考えたことがなかった。部屋の観葉植物を食べて困る、とこぼしている人がいたけれど、それはしつけの悪い猫ちゃんなんじゃないかと思っていた。
我が家の猫は「それはだめよ」というとちゃんとわかる。小さいときによく叱ったから、あ、またお母さんに怒られるからやめよう、と思っているみたいだ。
🌸わがやの猫のテレビ狂時代。
猫番組にだけ反応した。
気になってしかたないらしく、裏側も見ていた。
だんだん興味がうつり、
ジャガイモとじゃれてみたり
でもやっぱり箱入り娘かな。ワレモノ注意。
追記:2018年2月13日
2018年のドイツのカーニバルは?
こちら雨雲さんが伝えてくれています。お借りします。
https://twitter.com/N74580626/status/963170241252503553
のずさんが呟いています。4枚目に対し
AfDの「Wollt ihr den totalen Zwerg?(諸君らは完全な小人を望むか?)」がヤバ過ぎ。
何がヤバいって、ゲッベルスの「総力戦演説」、「諸君らは全面的な船倉を望むか?」(Wollt ihr den totalen Krieg?)というナチネタのパロディーだからです。確認してみないと分かりませんが、党首の身長を揶揄しているのでしょう。