あっという間に4月です。みなさま、いかがお過ごしですか?
今日はいろいろな話題を少しずつ…。昨日はワンちゃんの写真↓がTwitterで送られてきて、はて、何の日だっけ?すぐにはわからない私。
第一次大戦の連合国の記念絵葉書ですって。
そうか、1914年に始まった大戦に、1917年アメリカが参戦した記念日(4月2日議会で承認、6日ドイツに宣戦布告)だった。絵葉書がなぜ犬なのかはわからないけれど、第一次世界大戦といえば、犬や鳩、馬、ラクダなど動物も相当な数動員されたのも特徴のひとつだ。記念日をきっかけにそういったことに思いをはせるのもよい。
しかし、記録や写真集を見ると実に胸が詰まる。動物、特に犬のけなげさ、献身には泣かされてしまう。愚かな人間のせいでたくさんの動物が戦場で利用され、無惨に殺されていったのだと思うとつらい。
今日はこの機会にひとつだけ、勇犬スタビー君、いやスタビー軍曹(Sergeant Stubby 1916 – 1926)のことを偲んでおこう。
Private J. Robert Conroy and Stubby in France
写真はスミソニアン博物館HPhttps://americanhistory.si.edu/blog/how-did-animals-even-slugs-serve-world-war-iから借りてきた。
第26ヤンキー師団・第102歩兵部隊所属。17回の戦闘に参加し、軍曹にまで昇進したスタビー。毒ガスを察知して知らせたり、負傷兵をいち早く見つけたりと大活躍だった。剥製のスタビーは勲章に誇らしげだ。
Stubby with his numerous military decorations
桜狂想曲スケッチ
①こたつ
このところひどく寒い。コートをしまって後悔した。
それでも、花冷えのする夜間、しかも雨交じりの夜桜見物を敢行する人々がいて、その情熱にちょっと唖然とする。
遊園地としまえんではテーブルの下にこたつが用意されているそうだ。こたつに入るのは初めて、というフランス人女性がにこやかに上手な日本語でインタビューに応えていた。
②花びらプール
写真はフランスのテレビ局F2のニュースから。今年の花見取材は・・・
佐賀県の日本酒を紹介するイベントで、花びらのプールにつかっている女性たち。東京に住んでいても私はつゆ知らず、終了した今頃になって、フランスTVによるまとめ番組で知るというお粗末さである。
佐賀の日本酒PRのために、去年展示スペースに桜の花びらプールを用意したら大好評だったので今年も期間限定で開催した「SAKURA CHILL BAR(サクラチルバー) by 佐賀」というものらしい。120万枚の花びらに体をすっぽりうずめることができるとか。入ってみたかったなあ!花びらにうもれて佐賀のお酒を飲み比べるんだって。
メニューは2種類。
サクラチルSET¥1000
いちごさんSET¥1530
ギアさまが喜びそうな命名^^
写真2枚とも:【南青山】120万枚の桜の花びらプールで日本酒を飲む!サクラチルバー | リビング東京Web
いやあ、よく考えるものだと感心した。しかもすばらしいセンス!来年はお酒をいただきにぜひ行ってみたい。
③場所取り
上野公園は近いのでふだんでもよく行くのだが、この時期は用心しないと。人が多すぎるのでちょっと横切ろうなんて無理だから。(私はよく自転車でここを突っ切る)
観光客比率は毎年上がっているような気がする。海外メディアもここ上野ははずさない。ここから中継している。
場所取り合戦も熾烈だ。この日は4月1日月曜、平日だが、恐らく朝早く場所を確保したらしい青シートをみっけ!
「東京藝大日本画科14:00から」と2カ所に貼り紙がある。学生さんはまだ春休みだろう。通る人が誰も座ったり飲み物を持ち去ったりしないのもすごいな。
こちらは並木道から脇に逸れて静かに楽しんでいる人々。
夜からは雨だとうかがわせる空模様だ。
④私の花見
家の周りにはたくさんの桜の木があるので、遠出をしなくてもどこでも毎日楽しめる。街路や学校、神社や線路沿いにも。この時期どこもかしこもピンク色に染まっている。
なかでも私がお気に入りなのが個人宅の桜。そこに住んでいるかたの話では、小学校入学のときに親御さんが植えてくれて、それからもう70年くらいの月日を重ねているんだとか。通りかかると、枝を切って「よかったらどうぞ」と分けてくださる。花見のおすそ分け。今日も食卓のうえで蕾が開いた。
⑤倒れた桜の生命力
これもtwitterのタイムラインで流れてきた写真だが、倒れた桜の木が花を咲かせているのを見て胸がいっぱいになった。
ではみなさん、今日はここまで。
気温が異常に低いですから、気をつけてくださいね。