お花見 第二弾
花見客の宴会や喧噪はできるだけ避けて静かに桜を楽しみたい。誰しもそう思うでしょう?
東京の都心でもけっこう穴場があるのだ。近くの谷中霊園では5年くらい前から宴会など飲食禁止となり、車も通らないし、遠くに街の騒音が鈍く聞こえるだけで、文句のつけようのない、一押しの花見スポット。
10万㎡の広大な敷地に、徳川慶喜や渋沢栄一、横山大観や、鏑木清方、森繁久彌、長谷川一夫など有名人のお墓も多い。
この日は保育園児たちが花見に来ていた。そしてここにも海外からのお客さんは増えている。都心で花見といえば、前回紹介した上野公園、それから千鳥ヶ淵公園(すぐそばの英国大使館、いい場所に陣取ってるなといつも思っている)、六本木(実にゴージャスな桜!)、新宿御苑や代々木公園など…有名どころに行くものと思っていたが。
みなさん、どうやら情報があるのだろう。日暮里駅で降りてここを通って谷中銀座方面へ、または上野公園まで歩くコースを取るようだ。賢いなと思う。
広い参道はよく整備され、ベビーカーや車椅子の人たちにも優しい。
でもね、脇にそれた小道を歩くのはもっと楽しい。みなさんもいらっしゃることがあったらこちらへどうぞ。猫にも出会えるから。
谷根千(やねせん)というより谷中(やなか)が人気
谷中のことはもう何度も書いているので過去記事を見ていただくとして。
昨今の谷中人気は特筆すべきものがある。欧米からの観光客が多いと思う。フランス人はとりわけ多い気がする。家族連れは復活祭の休みに増える感じがある。
ラーメン屋「麺や ひだまり」がよく占拠されている。外に列を作る若者たちも時々見かける。日本人なら列は普通だが、観光客は時間が限られているから混んでいたら他に回りそうなものなのに、なんとしても「ひだまり」で食べようとやってきたにちがいない。口コミの力かな。そばを通る私は「ああ、いつ来たら入れるんだろう」と心の中で嘆く。
*isourounomitu さまより、ヒヨドリとのことです。ありがとうございました。
写真はここまでです。
ところでみなさんはカメラを使っているんでしょうね。私は自転車で動くので、最近はスマホばかり。胸ポケットに入り、さっと取り出せるからです。
滑らせて落としたりしないように、息子が下のような指輪付きのケースを買ってくれました。
指にはめたまま自転車に乗ることもあります。
さて美しい都内の桜写真は こちらid:tatsumo77さまのブログでどうぞ。
夜桜、本当にきれいです。あの日は寒かったですね。
ありがとうございました。