中学武道 のらくろに習う銃剣術 エイプリルフールだよね?
中学体育で銃剣道(じゅうけんどう)
エイプリルフールのネタかと思ったら本当だった。
まあ大変! 奥さまがた、わたくしたちもお国のために竹槍部隊を編成しましょうよ。まずは山に竹を切り出しに行って、そのあと公民館で槍を作りましょう。
・・・って、どんなディストピアに住んでいるんですか!
教育勅語もショックだったが、これはとどめの一撃。え、甘いって?まだこれから始まるって?こうなったら笑い飛ばすしかない。我が家にある、この本で学ぼう銃剣術!
著者:田河水泡
出版:講談社
発行年:昭和44年(昭和7年の本を復刊したもの)
「銃剣術」のまき
のらくろが言う。「これから銃剣術のけいこをはじめるであります」
ご存じないかたのために、白い犬は上官で、それぞれ中隊長(ちうたいちやう)と聯隊長(れんたいちやう)。
のらくろがてんで話にならないので呆れられている。のらくろは自分で練習しようと壁にカバの絵を描いて、それを一突きしたら、あれま・・・。
(著作権の問題もあるのでここまで。続きは図書館などでどうぞ)
フランスから習った銃剣術
大日本帝国陸軍が発足し、明治7年(1874年)にはフランス陸軍から教官を招聘した。数人が来日し、正剣術(フェンシングのフルーレ)、軍刀術(フェンシングのサーブル)、銃剣術を指導したという。
明治20年(1887年)になると、日本の伝統的な剣術や槍術を元にした独自の軍刀術・銃剣術を研究し、考案したということである。(ウィキペディアまとめ)
フランス式の銃剣術 l'escrime à la baïonnette
こちらは1915年ころの英軍兵士の訓練。(オランダのサイトから)
http://rosalielebel75.franceserv.com/lebel-baionnette.html
号令に合わせて構えをするのかな。銃がずいぶん長いのでびっくり。
参考:第52軍による訓練の様子(1945年)。竹槍、木槍、なぎなた、その他のポールウェポンで日本を防衛する
🌸4月1日限定 おまけ #エイプリルフール