ベルギーの密かな愉しみ

しばらくの間 お休みします。

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

いつもそこにある分裂の危機 &仏TF1番組に YOSHIKIが出演、天気予報も。  

カタルーニャ劇場 と呼んでもいいのではないでしょうか? スペイン・カタルーニャ自治州の独立をめぐる、ここ1か月あまりの激動のことです。BBCが「フランコ独裁政権以来40年ぶりの政治的危機」と呼んだこの独立問題を、私は毎朝、NHKBSのスペインTVE(国営放…

チョークを食べるときれいな声に?  赤ずきんの奥深き世界へ 

チョークを食べたことありますか? おおかみの話、まだ続いています。「子どもの領分」3回目です。前の記事はこちら↓ cenecio.hatenablog.com 『おおかみと七ひきのこやぎ』作: グリム 絵: フェリクス・ホフマン 訳: 瀬田 貞二 出版社: 福音館書店 発行…

わたしは いままで うっかりしていたけれど…『でんでんむしのかなしみ』新美南吉と美智子さま 

前回↓の続きです。 cenecio.hatenablog.com マミーさんご紹介の本のなかに、新美南吉の『ごんぎつね』『手ぶくろを買いに』などが紹介されていました。懐かしいですね。 今では小学国語教科書で皆に知られている新美(1913- 1943年)の幼年童話です。29歳と…

踊るパディントン とオオカミ讃歌  追記:田中琢治氏エッセイ

松岡享子さん こんにちは、 がんばれヘンリーくんをやくしてばかりいないで いそいで くまのパディントンをやくしてください。 おもしろくておもしろくてやめられません。 はやくあと7さつとも やくしてください。 松岡享子さん はやくはやく やくしてくだ…

ノーベル賞受賞者の「国」って?& 31歳の首相が誕生するかも…ほか

みなさま、こんばんは。 今日は戦争関連を離れて、ちょっと気になった話題などを。 ノーベル賞受賞者の「国籍」 カズオ・イシグロ氏はイギリス人で正しいと思いますが、ノーベル文学賞発表のあと、「日本人が受賞…」とか「国籍はイギリスなのだからそれは間…

アメリカ海軍の衛生兵だったヒトラーの甥 改名はしたけれど…-6-

だいぶ日があいてしまいましたが、核シェルターと防空壕 &ヒトラーはイギリス贔屓(びいき)か -5- - の続きです。 ヒトラーのイギリス贔屓は、母親の違う兄とその息子である甥がイギリスにいたことも関係あるのか否か? →・・・ないでしょう。 前々回載せ…

カズオ・イシグロ『日の名残り』信頼できない語りに身を任せて&イシグロin白熱教室・慶應大学

ノーベル文学賞2017 つい最近また『日の名残り』(1989年)を読んでしみじみ凄い作家だと思っていたので、ノーベル文学賞の発表を聞いたときは「よい人選をしてくれたな」と嬉しかったのですが、でもこんなに早く?と思ったのも本当です。まだお若いイシグロ…

核シェルターと防空壕 &ヒトラーはイギリス贔屓(びいき)か -5-

核シェルター 朝の情報番組で、家庭用の 核シェルターの注文が相次ぐという話題をやっていました。 下の写真はアメリカの会社の製品だそうで、壁に銃が飾ってあるのを見てもわかります(笑)。新築物件用や個人用など様々なタイプがあるようです。 核シェル…

Uボート沈没理由は機雷 &駆逐艦「菊月」&シュールな車の墓場 -4-

みなさま、こんにちは。 言い訳から始まりますが、前回パソコンの調子が悪くて途中で諦めてUPしてしまいました。PC、買い替えるかな、どうしようかな…と思案中。今日も相棒DELLさまのご機嫌を伺いながらやっています。初めて読まれる方、前回(9月30日)の続…