ベルギーの密かな愉しみ

しばらくの間 お休みします。

2019-01-01から1年間の記事一覧

栃餅(とちもち)の密かな愉しみ &お返事など

雑記その5. モチモチの木 栃餅(とちもち) 絵本『モチモチの木』(斎藤隆介、滝平二郎)、皆さんご存知だろうか。小学校の国語で出会った人は懐かしいでしょう。そして先月の「グレーテルのかまど」はこれだった! 【#瀬戸康史×とち餅】#グレーテルのかま…

不登校 "futoko"も国際語に&富士そば×肉骨茶(バクテー)&ビーツウォーカーの夜明け

雑記その4. 悲報!不登校 "futoko"も国際語に。 せわしない年の瀬、続けてブログ書こうと思ってもパソコンの前に座る時間がなかなか取れない(苦笑)。皆さまもお忙しいことと思います。お時間のある方だけ雑記の続きにおつきあいください。 前回の記事学…

学校給食がせつない &本場のシュクメルリ &ジョージア大統領の名はサロメ

雑記その3. 学校給食が質素すぎる件 これを私が初めて聞いたのはおととしくらいだったと思う。やはり予算の関係らしい。学校の給食室で作るメニューに関しては。 いつだったかTVのニュース番組をつけたら、横浜市の小学校の給食がひどいと言っていて、どん…

シュクメルリ再び&映画に行ったら隣の人がずっと泣いていた話&悲報

身辺雑記その2. 祝メルリ・クリスマス!(すみません、ふざけました) 前回記事ジョージア料理「シュクメルリ」松屋の世界紀行応援中 にたくさんのコメントありがとうございます。 で、お断りしておかなくちゃいけないのは私は「松屋」にまだ一度も行った…

ジョージア料理「シュクメルリ」松屋の世界紀行応援中

シュクメルリ 響きの良いすてきな名前!ジョージア国(旧名グルジア)の料理であり、ちょっと前から巷で話題になっていて、いろいろおもしろいことがあるので紹介したいと思う。 で、まずこのシュクメルリ、作ってみた。そしておいしくいただいた。誰だ、祝…

カルピスバターうどんに あんみつドーナツ…不思議なものがいっぱい!

身辺雑記その1。 年の瀬というより、職業生活の「瀬」が近づいている。偶然はてなブログの何人かが似た話題を持ち出しているので、同世代なんだなと改めて思う。 わが家でも夫の定年を数年後に控え、片付けを始めている。正直言うともう前からやっているの…

ピンクな世界から足を洗う前に珊瑚作り &黄金の丸鶏ローストの季節がやってきた。(ビーツ3)

マイケル・ジャクソンの”Beat It”が頭から離れなかったこの2か月。 もらったビーツで料理を作ってきたが(前の2記事参照)、そろそろ別れを告げる時が来たようだ。ピンクなパスタとかピンクなパンとか、そんなものは作らない。「これからの季節、ピンク色の…

禁断のピンクな食卓 華麗なピンクカレーに挑戦の巻(ビーツその2)

絶賛ピンク化計画進行中! 初めてのかたは前の記事を読んでくださいね。ビーツはスーパー野菜 食卓紅化計画!&無農薬の野菜に虫食いあとがないわけ とにかくなんでもビーツを使ってみる。ピクルスやジャムのほかに、今日はまずコロッケであるが、ビーツの汁…

ビーツはスーパー野菜 食卓紅化計画!&無農薬の野菜に虫食いあとがないわけ(ビーツ1)

ビートの歌、マイケル・ジャクソンも歌ってるね~Beet It♪ ビートルズもLet It Beet♪ え、綴りが違うって?ふふふ。今日は野菜のビート、一般にビーツと呼んでいるあの野菜についての話。(*実は10月初め頃書いた記事です。本日後半を加筆してやっとUPし…

アフガニスタンと日本の共通点は?それは二つあって…

中村哲医師の死を悼む ゆうべから今朝は喪に包まれた。いや、嘆きの叫びと言うべきか。よんばばさんからもあまりに悲しい報せ - よんばば つれづれ、悲痛な声が聞こえてきた。よんばばさんはペシャワール会員で、2015年に中村哲氏の講演を聞いたことがあり、…

ノラの仔猫エリその後 &猫って撫でたり抱っこできなくてもいいんだね。

ノラ猫との交情の日々を書いたノラの仔猫 ひと夏のお客さん は多くの人に読んでいただいた。アナリティクス(*下の表)で見ると9600pv(ページビュー)だった。後編ノラの仔猫 エリとの別れ も読んでくださった方は6000以上いらしたようだ。つい最近も、あ…

犬カフェ &ストーブとCiaoちゅ~るの魔力からは逃げられません。

フランスの犬カフェ Le WAF 前回スパイダーマンの相棒は猫 &世界一可愛い魚屋さん に続き、今日も明るい話題で暗い日本を照らします(笑)。 Crédits : Le WAF Café このフランスのサイトhttps://creapills.com/、前回も紹介したが、世界のあちこちから拾っ…

スパイダーマンの相棒は猫 &世界一可愛い魚屋さん

前回に続き、今日も皆さんを笑顔にする話題を❢ 「小ネタ」ってみなさんよく使っているけど、あれは自分と周辺のことに限られるもの?定義がイマイチわかっていない私である。 まあその「小ネタ」は持ち合わせがないんだけど、私がよく見ているフランスやベル…

どんぐりの落し物を届けたら…どんぐりの中の虫を育てるには?&本棚のなかの世界

遺失物窓口に届けられた「どんぐり」のお話 気落ちするニュースばかりの劣化&衰退途上国ニッポン。だがときにはほっこりするような話を読んで救われた気持ちになる。今日は楽しい話題だけ。 みなさんも子どもの時、どんぐりやきれいな葉っぱや松ぼっくりな…

オオムラサキいなくなっちゃう!昆虫も鳥も減ったね(続)&nofrillsさまは蝶仲間

ゆゆしき事態 先週、昆虫や鳥の減少が目立つという記事昆虫も鳥も減ったね。わが家の小さな自然-3- 蝶・メダカ・オオウバユリを書いたのだが、その二日後愕然とする記事を読んだ。環境省と日本自然保護協会が合同で行った調査の結果、蝶の減り方が凄まじいこ…

広場と民主主義 &銀座無印で長野のリンゴ

広場のない日本は民主主義が根付いていないのか。 今週は、10日(日曜)に#1110原発ゼロ国会前集会、11日(月曜)に#WithYou #MeToo フラワーデモhttps://www.flowerdemo.org/と続けて参加した。多くのスピーチのなかから今日は、原発ゼロのスピーチをひとつ…

昆虫も鳥も減ったね。わが家の小さな自然-3- 蝶・メダカ・オオウバユリ

虫が少なくなった。 よく家族で話題にしている。もう10年以上経つだろう。毎年繰り言のように同じことを…。虫が好きでない人はどう感じるのかわからないが、私はけっこう深刻に受け止めている。東京都心は意外に緑が多く、虫も鳥もけっこう身近な生き物だ。…

『キツネ』裏切りを許すか。友情は勝つのか。(続)

前回記事衝撃と奇跡の絵本『キツネ』再び。「私が目になるからあなたは脚に」 の続き。皆さまからいただいた熱いコメントの数々にお答えする形で再度扱ってみます。 裏切った者を許すか。 前回は私がハッピーエンドを提示した。「私がイヌだったら目が覚めて…

東京都心の庭園めぐり 困るのはアレだけです。

コスモス畑は同じでも 雨は降り飽きたらしくここ数日は快晴が続いている。 コスモスの写真を撮って帰ったら、わっとさんもちょうどコスモス(と菊)の話題だった:秋の花のイベント2件 - しいたげられたしいたけ。こちら東京も、あちら(岐阜の市之枝)もコ…

衝撃と奇跡の絵本『キツネ』再び。「私が目になるからあなたは脚に」

忘れ難い絵本 衝撃と奇跡の『キツネ』 以前マミーさんマミー (id:mamichansan)から教えてもらった絵本を、今日は再度とりあげてみようと思っている。ワイルド作、ブルックス絵の『キツネ』(2001年・オーストラリア)ーこのコンビでなくては成功しえなかった…

仏実写シティハンター『ニッキー・ラルソンとキューピッドの香水』。(カンボジア予告編おもしろいよ)

溢れるシティハンター愛とオマージュと 「少年時代の夢がかなったよ!」フィリップ・ラショー(脚本・主演・監督)が原作者北条司氏からOKをもらいSNSで喜びを爆発させていたのはちょうど2年前。私はこれを記事にした。 cenecio.hatenablog.com しかしまさか…

ノラの仔猫 エリとの別れ (後編)

(前回の続きです) 「エリちゃん来た!」 わが家の朝はその仔猫が来たときに始まる。たまに朝焼けを連れて5時過ぎに現れることもあった。窓からのぞいて報告するのが私の役目、いや特権だ。たいていは6時から7時の間に玄関前の、ヤマホロシの枝から下がっ…

ノラの仔猫 ひと夏のお客さん (前編)

体調を崩して沈んでいた話 ちょうどチューバッカが、レイア姫やR2-D2のところに逝ったあの時期と重なるが、過労と腰痛で寝込んでしまった。4月末のことである。ギリギリで母の日のプレゼントを買ってきてそのままダウン…。 美しい5月はまるまる棒に振った。6…

台風19号ハギビス

みなさま、こんにちは。 お久しぶりです。 まず台風ですね。被災された方々、心よりお見舞い申し上げます。死者も増える一方で、ニュースを見るのも恐ろしく、言葉もありません。 みなさまの地域ではいかがでしたか。怖い思いをされたのではないでしょうか。…

ノートルダム大聖堂の火災と「復元」の問題

ノートルダムの隣で生まれたけど、なんか質問ある? と長男。産んだのは私ですけど、なんか質問ある?(笑)あまり答えられないと思うけど。 いやいや笑っている場合ではない。火災はショックだった。あれから毎日ニュースを追っている。 まずは短く病院のこ…

もはや先進国ではない日本 &13歳からの最低賃金が約1200円

3月の記事にはたくさんのコメントをいただきました。 cenecio.hatenablog.com みなさん、いつもありがとうございます。 私が最も共感したのはこちらのかたのコメント。 elm200 これは一昔前、日本人が東南アジアに行って食事の安さに感動したのとほぼ同じ現…

光も音もない世界で生きる人たち&ドイツのカーニバルで手話通訳 日本の選挙にも!レゴブロックの突起で点字を学ぶ

UDミニシアター チュプキ みなさんからいただいたコメントは、アイディアや情報の宝庫。しかも深い。あれもこれも取り上げ、お返事したいと思うのですが、今日はよんばば (id:yonnbaba)さまです。 yonnbaba もう20年近く前、音訳奉仕でデジタル化に取り組ん…

出っ歯メガネの日本人・人種のステレオタイプや蔑視はなくせるか。ホルンバッハCMなど -2-

前回ラ音の憂鬱 &アジア人種差別について -の続きです。 ライセンス番組として 出っ歯で黒縁メガネ、Rが発音できないウシ・ヒロサキ。セレブを招いてインタビューするが、毎回、奇妙奇天烈な質問をして相手を困らせたり、R/L音がめちゃくちゃだったりわざと…

ラ音の憂鬱 &アジア人種差別について-1-

お久しぶりです。 日にちが空いてしまいましたが前回ラ行の驚き 元号「令和」で思ったこと&「UDデジタル教科書体」がすごかった。 の続きです。 前回記事では、ラ行で始まることば*はもともと日本にはなく、漢語とともに入ってきたこと。ラ行で始まる元号…

ラ行の驚き 元号「令和」で思ったこと&「UDデジタル教科書体」がすごかった。

元号「令和」の発表後、私の頭をよぎったのは次の二点。 ①まさかのラ行だなんて!ラ行で始まる元号なんて今まであったかしら、と思ったこと。 ②「令」か、ほら、問題の字だ!つまり書体によっては同じ字に見えない字のひとつ…。この辺は同じ感想をお持ちの人…