ピコ太郎ベルギーへ。ポケモンGOをおさえての受賞。(+フランス篇)(追記)
ピコ太郎さん、昨年のフランスのあと、ベルギーには寄らないの?と思っていたら、昨日2月4日土曜日、Ketnetというオランダ語TV局主催の「黄金のKの祭典」('Het Gala van de Gouden K's' 今年で4回目) に登場しました。これは2016年に大活躍した、音楽・ドラマ・芸能・スポーツなどのスターが集まる一大イベントです。
ピコ太郎さんのPPAP(Pen Pineapple Apple Pen)はもうご存じですね。
「金のKの祭典」('Het Gala van de Gouden K's')のKとはKetnetの頭文字でもありますが、Kinderen(子どもたち)のKでもある。つまり子どもたちが選ぶ2016年のスターです。16部門ありましてノミネートされたタレントやスポーツ選手の中から1か月かけて投票をおこないます。ノミネートリストは今年元旦に発表されました。こちら↓
Genomineerden 'Gala van de Gouden K's 2016' zijn bekend | TVvisie
TVのファミリードラマや歌手、スポーツ選手、TVスター、Ketnet局製作の番組…など様々ですが、今年度”Hype of the year”にノミネートされたものを見てみましょう。”Hype”とは刺激的なもの、ワクワクするもの、といった意味のようです。
Hype van het jaar:
・Pokémon Go
・De Rode Duivels
・Musical.ly
・Pen Pineapple Apple Pen
おやまあ、ポケモンGOを差し置いて、ベルギーの子どもたちはピコ太郎さんのPPAPを選んだのですね。ちなみに2番目はベルギーサッカー代表チーム「赤い悪魔」。
授賞式とショーは、ブリュッセルにある”Paleis 12”というライブ会場で盛大に行われました。
こちら #GoudenK'sさんのあげている集合写真です。受賞者や番組スタッフたちと。ピコ太郎さんは後ろ左のほう。トロフィーを頭に乗せています。
Het Gala van de #GoudenK's zit erop! Bedankt om te stemmen!
https://twitter.com/hashtag/GoudenK?src=hash&lang=ja
ピコ太郎さんのツイート。
https://www.facebook.com/pikotaro.official/
↑動画が見られます。
こちら古坂大魔王さんのツイートです。
この方はピコ太郎さんのプロデュースをしている人で、一応「別人扱い」になっているようです。念のため。
驚いたのは アントウェルペン行ったの?!です。
Twitterにあげた写真を見ると、確かにアントウェルペンのカテドラル(聖母大聖堂)前の広場にいますね。
マジで?と思いました。だって忙し過ぎるでしょう。ブリュッセルで授賞式&ショーだというのに、その前に他の街にいくなんて…。それとも大魔王さん、瞬間移動もできるのかな。
大魔王さんが抱きついて離さないこのモニュメントは、ネロとパトラッシュです。去年の12月にできたばかりなので、私は実物を見ていません。
Zo zal het nieuwe standbeeld van Nello en Patrasche op de Ha... (Antwerpen) - Gazet van Antwerpen
Dekentje ligt over beeld Nello en Patrasche - De Standaard
古坂大魔王さんのおかげで大きさがわかりますね。写真をUPしてくださって本当にありがたいです。
ついでに、こちらも。アントウェルペン市郊外のホーボーケン村にあるネロとパトラッシュの銅像。
http://www.standbeelden.be/standbeeld/120
フランダース観光局は、『フランダースの犬』人気にあやかって、日本人と韓国人観光客を誘致しようと一生懸命です。去年の連続テロ以降は特に。
この広場にはすでに、トヨタ自動車が寄贈 した「ネロとパトラッシュの記念碑」(ベンチ?)もあるのです。しかも日本語で説明が書いてある。
「フランダースの犬」
この物語は
悲しみの奥底から見出す
事の出来る本当の希望と友情であり、
永遠に語り継がれる私達の宝物なのです。(注:行替えはそのまま)
フランス篇
昨年12月は、ピコ太郎さん、フランスで大暴れしていました。まず、”France5”局の”CàVous”という音楽番組に出ました。レディー・ガガも出演したと言っていましたね。
↑こちらにビデオ↑。
そのあと、ジャスティン・ビーバーも出演したという、有名なラジオ局”NRJ France”に出演しました。下の写真の男性はSébastien Cauetさん。1972年生まれというからピコさんとほぼ同い年だし、気も合いそう。司会者、DJ,歌手、お笑い芸人、物まねなど多才な人です。
ラジオ番組の収録風景も見ましたが、みんな壊れそうなくらいノリノリでお腹がよじれるほど笑いました。
このあと、ピコ太郎さんはパリオペラ座や凱旋門、エッフェル塔などあちこちの名所を歩きますが、そのたびにパリの若者や観光客に声をかけられ、とり囲まれ、写真を頼まれて、文字通りもみくちゃにされていました。
最後に、ピコ太郎さんも大好きだというPPAPのインドバージョンを貼っておきます。インド人はやっぱりおもしろい!
おまけ①
札幌雪祭りのどなたかのツイート。お借りします。
おまけ②Ketnet局の司会者Sander Gillisさんもピコ太郎さんの大ファンらしい。1992年生まれととてもお若い。
右下の写真、気になりますね。↑
古坂大魔王(@kosaka_daimaou)さん | Twitter
(追記)
pikoさん、ベルギーを好きになってくれてありがとう!
ピコ太郎(PIKOTARO)(公式)(@pikotaro_ppap)さん | Twitterフルーンプラーツ (Groenplaats)に立つピコ太郎さん。
ベルギー・オランダ語新聞HLN(最新ニュース、という意味)
「ペンとリンゴから始まった。最初はバカみたい、と思ってた。」
インタビュー記事です。www.hln.be
他にもオランダ語公共放送dededactie.beで取り上げられました。
ベルギーの芸能・ショービズの世界に飛び込んできたピコ太郎さんに驚いているようです。投票したのはベルギー人ですし、どこに行っても引っ張りだこでしたからね。
id:favoritecliefavoriteclieさま、今までたくさん言及していただきました。
本当にありがとうございました。
追記:2019年4月