みよちゃんさまのお宅でも 冬越ししたアゲハチョウが羽化しました。もうお断りしていますので、紹介させていただきます。美しいお写真をご覧ください。
一枚お借りします。文様の色の鮮やかなこと!上手に撮れましたね。
文を読みますと、お母さんのような気持ちで接しているのがよくわかります。
「もし留守の間に羽化してしまったら・・・後ろ髪を引かれる思いで家を出ました」
ええ、私もかつてはそうでした。今はもう、サナギに変身するところや羽化するところはかなりの回数見ていますので。
心配なのは雨降りや肌寒い日にかえったとき。これじゃお空は飛べないよ、と思っていると、ちょっと雨があがった隙に、いまだとばかりに舞い上がり、飛んでいってしまういますね。
今年はベランダのあちこちで、おそらく10匹はサナギのまま越冬したと思うのですが、いろいろなところに隠れているもので、数はよくわからないのです。
何年か前には家の中で、テレビの後ろで一匹羽化してあわてたことがありました。いつのまにここに来たのだろう、うちの猫に見つからなくてよかったな。うまく外へ誘導しました。
すると数日後また、キャットタワーの後ろにもサナギをみつけたのです。ヤバいぞ、いつ羽化するだろうか。毎朝ハラハラしました。運よく殻から抜け出しているところを見たので、猫を別の部屋に移して、窓をあけてやりました。
毎年何かしらドラマがあるのですが、みよちゃんさま、ちょっと聞いてくださいます?
こんなことってあるでしょうか。去年の秋、一匹がサナギになったと思ったら・・
別のアゲハがその上でサナギになったのです。かなり珍しいことですよね。
ところが1か月くらい前にベランダで、ちょっと目を離したらうちの猫がこれを手で払い落してしまいました。ガラスケースの底に落ちて、そのままにしてあります。この二匹がかえるかどうかが、今の私の最大関心事で、北のミサイルに邪魔されたくない、心静かに羽化の日を待っているところであります。
* 追記:4月23日、重なっている上のほうが羽化しました👏
蝶というと思い出すもの
以前にも蝶についてあれこれ綴りました。「蝶・二つ折りの恋文」というカテゴリーさえ設けています。
今日はスイスの絵本作家エルンスト・クライドルフ(Ernst Kreidolf 1863-1956)の世界をのぞいてみましょう。この人の蝶の絵はいっぺんみたら忘れられません。
『花を棲みかに』( Lenzgelind 1926)から
蝶が擬人化され、人間さながらに暮らす世界を描きます。他の虫や花も擬人化されて出てきます。
ね、ちょっと本を見てみたくなるでしょう?
翻訳はこちら『花を棲みかに』(矢川澄子訳、童話屋、1983)
これは画集です。
展覧会もありました。
話変わり…
メグレ警視 | AXNミステリー(4月15日 (土) 20:00~)
メグレ警視、ご存知じゃない?ジョルジュ・シムノン原作の小説ですが、ヨーロッパでは人気が高く、ドラマ化・映画化も多くて、たとえば私のような年寄りはメグレ役としてはすぐにジャン・ギャバンを思い浮かべます。
イギリスのこのたびの新作、「初回放送時7,200,000人の視聴者かつ28.8%のシェアを獲得し、文句なしの大ヒットとなった」と話題でした。「Mr.ビーン」のローワン・アトキンソンが主演というのには驚きました。でも写真を見るといい雰囲気だしています。実際はメグレは貫禄のおっさん体形なんですけどね。
写真はメグレ夫人(Lucy Cohu)と。
制作陣が「刑事フォイル」「名探偵ポワロ」「ミス・マープル」シリーズのメンバーですから、本当に楽しみです。一応お知らせしておきます。
個人メモ:
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