楽しい豆本・楽しい製本
*別ブログの記事を移動させています。というか以前の交流を振り返ったものです。
ああ、そんなものが手元にあったら私ははまりにはまって、残りの短い人生を潰してしまうだろうから無くてよかったと思うべき?
それにしても、以前たまうきさまが自作のすばらしい豆本用製本機をブログに挙げていらして、感心しきりだったんです。その記事はもう消えているんだけど、ピンタレスト画像を借りると、↓こんな感じでした。
https://www.instagram.com/p/t4GEsziRZs/
するとそのあとに、URURUNDOさまが豆本をブログに挙げていた。世界の名画集、しかも函つきですよ!お友達の作品ですって。
また私の記事のコメントに
温かいメッセージを下さいました。
また「装釘は栃折久美子」「栃折久美子と言えばルリユール」などという懐かしい言葉がばんばん出てきて一瞬で自分自身の青春時代に飛ばされました。栃折さんの本(*)は、当時はまだ少なかった個人製本をやる人間にとってバイブルのようなものでした。70年代にブリュッセルの国立の製本学校に留学していらっしゃいました。私が2007年に住んでいたイクセルのアパートから徒歩で15分くらいのところなんです。
また直接関係ないけれど、そこの教授が製本したベルギー人の詩人の詩集を、やはり2007年に古書店で買ったことがあります。有名な製本家なので高い値段がついていました。
*『モロッコ革の本』栃折 久美子 (著) 筑摩書房 (1975年)
さて、私が持っている豆本や手帳など、一部お見せしましょう。
1~4 市販本 革装 旧チェコスロバキア共和国 1970年代
5 自分で作ったアドレス帳 1980年
6 市販のアドレス帳 表紙は革(夫からのプレゼント)
7 自分でつくったメモ帳
8 プレゼントにもらった手作り豆本
全部ではないですが中をお見せします。
1.英語で書かれたプラハ案内
3.『ルクレツィア』(ウィリアム・シェイクスピアの物語詩)
7.手帳はたくさん作りましたが使ってないものはこれだけ(赤い花布は革です^^)
8.誕生日にいただいた可愛い豆本です。
ステキなイラストと短い文(おはなし)がついています。グリムやペロー、アンデルセンの童話をちょっとひねってあってクスっと笑えます。
ついでに、さかんに話題になっているエリック・カールの『はらぺこあおむし』、小さい版を探し出してきました。
愛蔵ミニ版『はらぺこ あおむし』(10×13センチ)
それとお気に入りのマスキングテープです。
鮮やかな色たちの勝利ですね。
最後に豆本についての新聞記事を貼っておきます。
2008年と2011年の日経の記事です。日経の文化欄は本当におもしろかったです。今はもうとっていませんがお世話になりました。
豆本作りに人生をかける人たちのお話。パソコンで画面を大きくすれば読めると思います。興味のあるかただけどうぞ。
楽しい製本
ざっと流れがわかります。
写真は自分のものではなく、ピンタレスト画像を借りています。
まずは道具一覧
おおまかなプロセス
自分で簡易な本や豆本、メモ帳などを作りたい人たちに、役に立ちそうなピンタレスト画像を貼っておきます。質問があれば、受け付けます。→コメント欄
https://s-media-cache-ak0.pinimg.com/564x/df/4d/fe/df4dfe438d2a9eb107b93ec60994ea22.jpg
https://s-media-cache-ak0.pinimg.com/564x/6e/8a/bf/6e8abfc4e7af16dede1cea53011ce635.jpg
https://s-media-cache-ak0.pinimg.com/564x/0f/e4/b0/0fe4b0efd1498f5c668dd398fe18d4db.jpg
参考までに革装本の革のいろいろ
私のはフランス製。これを使い慣れているので、イギリス式のは抵抗がありますね。
石の台のうえですきます。薄くして表紙の端を内側にくるみます。私は大理石の台を持っています。
今日は終わります。