いろいろな話題。忘れないうちに書いておこう。
巨大ロボの杖
タイムラインに流れてきてビックリしたこと。今は巨大ロボ・キャラクターの杖があるんだね~。
さっきイオンで見たんだけどこの年代が杖をつく時代になったのねと遠い目 pic.twitter.com/KYw5JrVV1W
— ステレオ屋🐯🐰㊗️2年生き延びるぞ👍 (@stereoya) 2020年9月6日
皆さんもう知ってた?フランスやイタリアでも売れそうだな。ミッフィーやスヌーピーがあるのはだいぶ前に見て知っていたけれど。
私はマジンガーZ・・・じゃなくて、猫柄にする。
偉大な人とお別れ
RBG氏(ギンズバーグ最高裁判事)が亡くなったのは18日、87歳だった。
そして先週25日、連邦議会議事堂内で追悼式典が執り行われた。
RBG氏は夫の勧めで運動を始めたのが1999年。退役軍人のジョンソン氏を専属トレーナーに迎えた。ダンベルエクササイズやスクワットなど多種のエクササイズを行なっていて、その様子はこちらの映画予告編でも垣間見ることができる。この年齢としてはかなりハードだ。
そのトレーナーのジョンソン氏が、棺の前で敬意を込めて、お別れの腕立て伏せを三回するようすがツイートにある。ここは涙がこぼれてしまった。
Push ups for RBG pic.twitter.com/IC2pxlx97G
— Graham MacGillivray (@GWMacGillivray) 2020年9月25日
アメリカだけじゃなく世界中の女性、いや女性だけでなく世界中の差別や不平等に苦しむ人みんなのために闘ってくれた偉大な人が逝ってしまった。ああ、もう少し長く・・・と思わずにはいられない。しかし彼女は若い世代に期待を寄せていると話していた。グレタさんやマララさんたちがいるから大丈夫だと。バトンは若い世代にちゃんと渡ったかな。
RBG氏について詳しく知りたい人はこちら。渡邊裕子さんが過去記事(2019年4月)を再掲してくださっている。良い記事→【ギンズバーグ最高判事死去】アメリカでもっとも尊敬された女性RBGの生涯 | Business Insider Japan
葬儀に9600万って何??
いやあまさか…と思ったが本当だった。9600万円!狂っているよね。
twitterを見ていたらケン・ローチの言葉が話題になっている。マーガレット・サッチャーが亡くなった2013年の発言だ。
当時のガーディアン紙へ行って見てきた。ローチによれば、イギリス国民が置かれている現在の惨状を生み出した張本人はサッチャーである。ブレアはそれを真似したにすぎない。しかるにサッチャーを敬意をもって弔うにはどうすればよいか。葬儀も民営化すればよいのだ。競争入札にかけて最安値を提示したところにやってもらおう。サッチャーだってきっとそれを望むことだろう。ざっと。
(*2013年4月9日The Guardianからのローチ発言切り取り)
桜田大臣って覚えてる?
もう2年も経つのだ。USBひとつで桜田大臣は世界のメディアで話題をさらった人。
五輪相でありサイバーセキュリティー担当だった桜田氏、国会の答弁でいろんなことが次々にわかってくる。「パソコンは使わない」。USBは「使う場合は穴に入れるらしいんですけど…」
桜田氏のことを責めているわけでは全くない。人柄は良さそうに思った。ただ役職には適材ではなかった。私もIT関連すごく疎いが、特に困らないので涼しい顔をしている。年齢の高い人はスキルがなくったって仕方ないだろう。
し・か・し 大臣は誰でも飾りのように置いておけばよいというものではない。コロナ禍を通して、日本全体がIT関連、テレワーク、教育のオンライン化が酷く遅れていることがあからさまに示された。海外の人も「あの桜田さんだけじゃなく日本全体が遅れていたのか。かつては羨むような先進性、高い技術の国だったのにね」と驚いてくれる。
ちょっと話が逸れて申し訳ないが、1980年代ポーランドの連帯が注目を集めていたころ、筑紫哲也氏が連帯事務所にコンピューター数台を提供しようと申し出たことがある。ワレサ氏は「別に日本みたいになりたいとは思わないからそれは結構」と言って断ったのである。感慨をもって思い出すエピソードだ。
「今度の人はUSB自分で使えそう?」と言われてしまい、私は腹がたって仕方がない。ファックスが使われていることだけでも海外の人には衝撃だったらしいが、医療現場ではフロッピーがまだ現役、という話をすると目が真ん丸になる。
さて2年前、桜田氏は顔写真入りで英語の主なメディアには記事が載った。私はオランダ語もチェックしているが、その記事が印象に残っているので紹介しておこう。
USB-poort? Japanse digiminister heeft nooit een computer bediend |
桜田氏に関してはすでに書いた内容。それと大臣の国会での答弁がしどろもどろなことについて。だがオランダ人がここで思い出すのは元首相のウィム・コック 氏(在任 1994年 - 2002年)のことだという。
写真を見ていただきたい。コック首相が少女からパソコンのレッスンを受けている。
まずマウスの使い方を教わる。首相がマウスを持ち上げるので「下に置くのよ」と言われる。その様子(映像)を見てTVショーのスタジオに来ている観客が笑う。それを見ているお茶の間のみんなも笑うというわけ。クリックなど一連の動作、Eメールを送るなどは首相にとって初めてのことなのである。→https://www.youtube.com/
しかしこれがいつの話かというと、
切り抜いた画像でわかるように大変古い。
なんと1994年!94年は我が家はフランスに住んでいたがコンピューターはまだなかった。帰国してから買ったがしばらくはワープロ機能だけ使っていたと思う。
皆さんはどうでしたか。
今日はジュリエット・グレコのことも書きたかったが、もう既に長いので次回に回すとして。
みなさん、いつもコメントをありがとうございます。
URURUNDO 東大卒美学専攻40代女子。大佛次郎をダイブツジロウと読んだので「オサラギジロウ」と私が言うと何でもよく知ってると感心した。二の句を継げず。その話を友達や夫に話すと「今はそんなのかな?」で話は終わった。
勿論人名や地名で読みの難しいものはありますが、大佛次郎は文学賞もあるくらいの有名な人なのに(それに猫好きはかなり知られていると思うのに)、東大生が知らないのと思ってしまいます。まあ私も常識・素養がなくて恥かきますけどね。
昔TVのワイドショーの司会者(女性)が「旧中山道」を「イチニチジュウヤマミチ」と読んだことがありました🤣
darucoro9216kunクレイ映画が好きで、アードマンコレクションはよく 観てました。このパンフも持ってます。グルミットは優秀な犬ですよね!
アードマンスタジオは傑作ばかりですよね。宮崎駿とも親しいという…。パンフもお持ちなんですか!グルミットは人間より賢いし冷静でいいですね。
グルミットを先端技術担当大臣・発明大臣に迎えたいですね。
yagawafuyu 驚きました。私は中学生で読みましたけどねえ、ただし50年前。2000年の大学生はアルバイトでたくさん雇用していたが、確かに彼らの部屋に本はなかった。私の大学時代は狭い部屋の4壁面が本に埋もれていたものですが。
うわあ、凄い!中学生でドストエフスキー!私はやっと大学です😅
Nietoperek 今大学が「収入の良い仕事を得るためのステップ」という位置づけ感が強いから、教養より社会ですぐに役に立つ技術に時間をさけ、という事なのでしょうか。しかしドストエフスキーの犬バージョン、爆笑しましたわ!
shinonomen企業がモンテーニュ随想録を読んでいる学生より、ラグビー部を採用するからでしょう。教養はコミュ力や体力のように分かりやすく役には立たないですからね。
教養は確かにわかりやすくは役にたたないですね(嘆息)。
ではまた続きを書きますので。
おまけ
グレン・グールド バッハとの会話
Remembering Glenn Gould, born on this day in 1932 in Toronto. Here he is performing Bach's Partita #2 at his cottage in Uptergrove, Ontario in the 1958 documentary “Off the Record.” pic.twitter.com/fEjI5ZrvBl
— Dust-to-Digital (@dusttodigital) 2020年9月25日
追記:
わんおぺまむ (id:one-mam)さんも怒り😤を共にしています。記事をお借りしてきました。