聖カトリーヌ教会のまわりは魚屋ばかり
ブリュッセルにもどってきた。
アパートのある地域は、聖カトリーヌ教会地区と呼ばれる閑静なところ。しかもおしゃれなダンサール通りからちょっと入っただけのところ。2007-08年に住んだマトンゲ地区と好対照かな。今回改めて歩いてみると、魚専門レストランがとても多い。こんなにあったのかと思うほど。
老舗の2店舗。有名店。よく日本人に会う。
ここはラグビーマン1だけど、2007年は「3」のほうに息子と夫と一緒に入りました。
魚屋ABC
店内で立ち食い立ち飲みもでき、いつも賑っているABC。
一度入ってみたいけれど、地元民ばかりなので敷居が高く勇気が出ず。
今日は休みだった「北海」もやはりカウンターで立って飲み食いできる魚屋さん。迫力のシャッター絵がおもしろい。ブリュッセルで一番有名で、日本人観光客もガイドブックのおすすめに従ってたくさんやってくるところだという。
で私たちは、ここのちんまりしたレストランで、イカとムールを食べ、白ワインを飲んだ。写真が湯気で全部だめになってしまい、ここにはあげられない。
なぜシーフードレストランが多いかというと、昔はすぐそばまで内港がきていたので新鮮な魚介類を水揚げできたから。魚市場や倉庫や処理場で多くの人が働き、活気にあふれていたみたいだ。今は埋め立てられ、面影もない。
センヌ川も暗渠になってしまった。ただla senneという名前は、ブリュッセルにちなんだ様々なものにつけられ、生きている。たとえば
左のビール Brasserie de la senne 両方ともブリュッセルの地元ビール。
初めて行ったMoeder Lambic. それもそのはず2007年にはまだなかった。(本店はサンジル地区)。客は若い人がほとんどだが、居心地はいい。
Aux bon vieux temps「古き良き時代に」
ビアカフェの名店。テレビの取材がきていた。文学カフェでもあった。
夕陽を浴びて金色に光るベギン会修道院。聖カトリーヌ教会のすぐ近くにある。
やはり夕陽で金色ピカピカの聖カトリーヌ教会
夜の聖カトリーヌ教会と魚レストラン
最後にアパートは家主がすっごくいい人でよかった。英語で陽気にまくしたてる。ベッドやソファもいいし、台所もなんでもそろっているし、洗濯乾燥機もいつでも使える。基本的な調味料も揃えてあり、ジュースやヨーグルト、牛乳まで買ってくれていた。ただお部屋の趣味がちょっとついていけないかも。中国風…?(無言)。
ちなみに部屋に入ってすぐのコーナーはこんな風。
ふふふ。ほかにもいろいろと可笑しくて楽しめる。
追記:3月4日
魚介レストランは30軒はある。
ぜーんぶ魚介のレストラン。しかもおしゃれな店構え!
恐るべし、聖カトリーヌ地区。どの店に入ったらいいかわからないよね。
教会前広場。右の塔だけがもとの教会に付属していたもの。