*別ブログから記事を移しています。東京に雹が降った日のエントリです。
ウヒョー
recoca1940さまも今朝書いてらっしゃいました。
昨日の午後、急に暗くなったと思ったら、雷とイナヅマ、そのあと雨が降り出した。と思ったら雨じゃなくてあられでもなくて、雹(ヒョウ)でした。ゴルフボールくらいの大きさのもありましたが、なんといっても音が凄まじい。石つぶてを投げられているような轟音が響き渡りました。窓が壊れるんじゃないか、屋根に穴が空くんじゃないかと恐れるなか、窓から外を見ると真っ白で何も見えません。ともあれパソコンを抱えて窓から離れ、部屋の真ん中で猫と一緒にじっとしていました。
ヒョウの攻撃は10~15分くらい続いたと思います。そのあと静かになり、小雨になり、ぱっと明るくなって日が出ました。住民も外へ出てきて、一斉におしゃべりと被害報告と片付けと大掃除が始まりました。
まず積もったヒョウをお目にかけます。
うちの横。
草花はぺしゃんこになったものもありますが、意外に強かったです。ただ2階近くまで伸びていた朝顔のつるは千切れていました。朝顔の鉢は別の場所にまだ幾つもあるので大丈夫。
この写真はまだ雨が上がる前。
植木鉢は二つともうちのです。よそのお宅の段差スローププレートと一緒に、雨水の川をどんぶらこどんぶらこ、と流れているところ。すぐにカッパを羽織って鉢を救いに行きました。深さはないのですが、滑るのが怖かったですね。
近隣のお宅の室外機。ヒョウの直撃で痛ましい。
この地域の車は全部へこんだりして被害を受けました。留守のお宅の被害も皆で手分けして見てまわりました。携帯電話の番号がわかるお宅には電話で伝えました。
写真は載せられませんが、あるお宅では窓ガラスが壊れ、そのガラス破片が家の中ばかりでなく、歩道にまで飛び散って危なかったです。
大掃除
何を掃除するかというと、主に近くの神社から流れてきたイチョウや桜の木の枝葉です。風雨とヒョウに打たれて枝がたくさん折れ、それが道路と歩道に散らばっているわけです。
歩道はこんな風です。
神社の敷地にある児童の遊び場。お砂場がこの通り。
たまたまこの日神社に来ていたトラックの荷台。風で飛ばされた銀杏がいっぱい。おもしろい光景ですね。
掃除は今朝も行いました。朝の時間、この地域の人はみな外の掃き掃除をするのですが、今朝はいつもの二倍くらい出ていました。同時に被害の点検をしていたようです。
そのあと私は植物の世話に2~3時間を…。驚いたのはあんな猛烈なヒョウにもかかわらず、レモンの木が全く痛んでおらず、葉の一枚も千切れていなかったこと。そしてそこで草を食(は)み、そろそろ青虫になろうかというナミアゲハの幼虫が、まるで何ごともなかったかのように、のどかに朝日を浴び、うごめいていたこと。
終わり良ければ総て良し、です。