(前回の続きです)
新しい三つ巴
よんばばyonnbaba さんのコメントから
やはりTwitterで「カカオ農園で働く人がチョコレートを食べられない」例を引いていて…
私は前回のブログに国民は人質のようなものだと書いたけど、カカオ農民に訂正します。なんてことだ。日ごとに自分たちの置かれた状況がわかってくる。でも日本国民は今日も健気にカフカ的世界を生きている。みんな、絶対生き延びようね。
日本の優れた技術の恩恵を受けられないのはなぜ?
まったくここでもカフカ的迷宮に放り込まれる。カカオ農民はチョコレートを食べられないのだ。千葉の会社が作って欧米で使われ、感謝もされている全自動PCR検査システム、そんなすばらしいものがあるのに、なぜ国内では使われないの?誰でも疑問に思うよね。
なぜ未だに昔の古いPCR検査機にこだわり、検査も複雑で、判定までに数日かかるという代物を使い続けるんだろう。
どうやらデバイスラグ、つまり新しい医療機器を導入する際に、日本は欧米と違って幾つもの高い壁があって遅れてしまうらしい。革新的な機器が日本で承認されるまでに数年もの時間を要し、費用はEUと比べると数十倍かかるということで、日本市場は魅力に乏しく敬遠されているんだって。さらに専門知識を持った審査員の育成も遅れているとか。旧弊で硬直化した制度…やれやれここでもまたか。
昨日の時事通信:PCR検査、75分に短縮 富士フイルムが試薬発売 新型コロナというニュースがあり、期待したい。
またこちらも
新型コロナウィルスの「抗体」を作ることに成功!
「ラクダ科動物由来の抗体」というところがおもしろい。「一般的な抗体と比較して10分の1の大きさで、高い安定性や微生物による低コスト生産が可能なことから近年注目を集めている」。ほお~。詳しくは記事でどうぞ↑
ファックス大好き日本人もついに
そういえば、他国から教えてもらって初めて知る我が国の哀れな現状がここにもひとつ。ニューヨークタイムズFax-Loving Japan to Introduce Online System for Reporting Coronavirus によれば、これまで各医療機関に、コロナ関連届けを手書き、押印の上ファックスで送らせていたのをオンラインに改めるという。ありえないだろう!忙殺されている医師たちにそんなことやらせていたなんて。他国の記事で知るのも恥ずかしいが、それより現場のみなさんに申し訳ない思いでいっぱいになる。
第一いつまでも紙媒体やはんこなど、どう考えてもおかしい。コロナ禍を通して変わるべきことの一つと期待するが、もしかして紙でないと困ることでも?シュレッダーにかけて証拠隠滅ができなくなるとか。
呆れたことに…
うちは東京新聞をとっているのだが、ウェブでも読めるので貼り付けておこう。東京新聞:<コロナ緊急事態>感染研も出勤8割減?
国立感染症研究所って今が一番のがんばりどころのはずだ。それなのに出勤者を8割削減するよう指示されていたという。あの古いPCR検査機を使って2割の人員で仕事するのだから道理ではかどらないわけだ。検査数は異常に少ないもの。
それは誰の指示かといえば…
厚労省の担当者は「新型コロナ対策の本丸的な組織であり、頑張らなければいけないので出勤八割削減に葛藤はあるが、感染研を含めた削減は首相の強い指示だ。業務に支障が出ないようやっている」と説明する。…
緊急事態宣言が発令された四月七日から、全省的に出勤八割削減を目指す取り組みを始めた。本省だけでなく、内部組織の感染研や地方でPCR検査などを行う地方衛生研究所も対象となった。…
何がなんでもPCR検査をさせたくないのかな。そんな気がしている。
マスク 暑い夏はどうするんだろう。
夫がコレクションしているチマチマした物を眺めていたらこんなのがあった。これなら暑くないかも。
2004年ころのサッポロ缶ビールのおまけ「みちのくシリーズ」フィギュア(海洋堂製)。あきたこまちの壺装束(つぼしょうぞく)、マスク代わりになり涼しく日焼け止めの効果もあるね(笑)。
レンタル壺装束で宮島観光、というサイトを見た事があるので急いで探してきた。コロナが収まったらこんな楽しいこといっぱいやりたいな。
またシュガーレス さんのエントリ『アシガール』がけっこう面白い!? - sugarless timeを読んですぐにコロナ対策に結び付けてしまった。
アシガールちゃんの被っているもの、素養がなくてよく知らないんだけど陣笠っていうのかな。あの、布の垂れを前面にも張れば壺装束っぽくなるね。
ともあれ、夏にマスクは辛いだろうな(*_*;これが言いたかっただけ。
自宅療養セット 東京・足立区(あだちく)
足立区は凄い。自宅療養するコロナ感染者のために、写真のようなセットを届けている。週に一回計2回、自宅まで職員が配達する。食品の出どころは、区が災害時の援助協定を結ぶ地元のスーパーから。それに加え、区の備蓄品からマスク、消毒液、トイレットペーパーなども入れている。赤ちゃんがいる場合に備え、おむつやミルクなども用意しているそうだ。
ちょっと笑っちゃうアイディア
車の後部に設置した透明のパネル越しに検体を採取し、医師らが車外に出ずに済む仕組み。新型コロナウイルスのPCR検査が車内でできるワンボックスカーを、千葉県鎌ケ谷市医師会が国内で初めて導入します。#新型コロナ #COVID19 #緊急事態宣言https://t.co/BELl4sY2wr
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2020年5月7日
テイクアウトの食事で思うこと
たいていのものは自分で作るのが好き。 だけどコロナ危機の今は、近隣のお店をできるかぎり応援してあげたい。それで計画をたて、家族と手分けして何かしら買ってくる。
今日紹介するのは近所のフレンチのテイクアウト、これで二人前。シェフの手書きのメニューがついていた。パンも自分で焼いている。(東京では小麦粉・イーストとも品薄で困っている)
(時計回りに上から)
・天然ヒラマサのミ・キュイ +北海ホタテ
・大山鶏のソテー +豚の自家製ベーコン
・別海町エゾ鹿(チョコレートソース)
・富山ホタルイカ +皮付きヤングコーン+京筍オランデーズソース
・フランス産鴨のロティ +イタリア産新オリーブ
(中央)
・下田より 金目カルパッチョ +有機栽培エディブルフラワーサラダ
(越後より 付け合わせの山菜:山ウド、うるい、かんぞう、木の芽、地芽、こごみ、アブラ)
おいしくいただいたのだが、やはりレストランで食べるのとどれだけ違うかを思い知らされる。ああ、外で食べることは贅沢な体験であったのだ。一品一品にマッチした皿や目で楽しむ盛り付け、料理の温度や匂い、料理に合うワインなどの飲み物、そこに場の雰囲気や会話や給仕人のプロの仕草などが相混ざって、食事の愉楽を一回性の代えがたいものにしてくれる。早く日常が戻ってきてほしい。そしてその時どのお店も開いていて、今までと同じ笑顔で迎えてほしいものだ。
今日はここまで。第二シーズン③に続く。
🌸皆さんのコメントから
終息後のGO TOキャンペーンって何なら? ちゃっちゃと 給付や補償を手厚くしないと、キャンペーンを張る前に GO TO HEAVEN か HELLになってしまう。
激しく同感!「GO TO HEAVEN か HELL」👍
zu2さま
沖縄はちゃんと数字も出してるし、OISTが協力して検査件数も増やしたし、ドライブスルーもやってる。なぜ注目されないんだろ、沖縄モデル
わかります。デニーさんのことは注目しているし尊敬しています。「おきなわ、休業中」とか「やーぐまい(=家ごもり)」の呼びかけ、よかったですね👍それに「コロナ前とコロナ後。暮らしも産業も観光も沖縄はすべての価値観を持続可能な観点から見つめ直すことをせまられるだろう。」よいメッセージだった。OIST(沖縄科学技術大学院大学)の試算などもすばらしく東京もならってほしいです。
正直なところ、他県の首長さんがピカピカ輝いて見え、羨ましく思っています。デニーさん以外では、和歌山県、愛知県、鳥取県、山形県、岩手県の知事さんとか、明石市の市長さんとか…まだあったんですが全部書けなくてすみません。
🌸twitterから
可愛い欲しい💛
「ねこのペンおき」、やたらとかわいいなぁ。 pic.twitter.com/RwsmAz9bp8
— きだて たく (@tech_k) 2020年5月3日
エサは出るんでしょうね。
タイ警察は夜間外出禁止令に違反したネコを逮捕 pic.twitter.com/5XuQgUBPpM
— nisizawa (@nisizawa) 2020年4月27日
オランダの食事風景
外食したい貴方に朗報
— kimura (@shalala555) 2020年5月1日
アムステルダムのヴィーガンレストランが2人用の温室に隔離された中で食事を提供。
4コースで40ユーロhttps://t.co/viJKp0YGLN pic.twitter.com/4rjMSvhYpK