ベルギーの密かな愉しみ

しばらくの間 お休みします。

ガンダム像から回転ずしのアマビエまで楽しいtwitter &nofrillsさまのベルギーレッスン

ユーモアに救われる

 美しいものを愛でて明るい方を向いて日々暮らしたいものだ。が、残念ながらそんなわけにもいかない。朝起きてニュースを見るたび、twitterを開くたび、暗澹たる気分に襲われ、自分のことのように恥じ入りもする。

実はtwitterを見るのは一日に20分程度と決めている。そうでないと時間を取られ過ぎてしまうから。しかしその20分はまさに洪水だ。ショッキングな事件から良いニュースまで、そして私にとって大切なお知らせや小さな嬉しい出来事などがてんこ盛り。簡単にメモをしておくのが日課である。

何より世の中のスピードが早いことに驚かされる。ミネアポリスの黒人男性の死から世界中で差別に抗議する大規模なうねりが起き、自国の歴史(植民地・奴隷制・差別…)を振り返る動きにも繋がったと思ったら、あっという間に警察の改革にまで発展した。この展開を予想した者がいるだろうか。いやはや、このパワーは世界の隅っこの島国から見ると驚嘆に値するものである。

フランスでは17世紀のコルベールジャン=バティスト・コルベールがやり玉に挙がっていた。ルイ14世の財務総監だった人。像の撤去や公共の場に冠せられた名前の変更を求める動きに対し、マクロン大統領はきっぱり

「自国の歴史の構成要素を覆い隠したり、人種差別的な価値観や政策を提唱した可能性のある公人の像を撤去したりすることはしない」 AFPBB News私もそれでいいと思う。歴史をきちんと学び、過去を直視する方が大切だと考える。

 

twitterの楽しい世界

①水の底に落とされた英雄たちは今・・・。

水底の世界で人が今も暮らしているみたいだ。訪ねてくる現代人はダイバーだけかな?(ちなみに全部の写真が本物かどうか私にはわからない)

②アマエビのアマビエ 

ワシントン記念塔 をガンダム像に替えてくれという嘆願活動をやりたい人。リツイートの数が半端でない。

f:id:cenecio:20200619183914p:plain

 

貴重なレッスンに感謝❢

 id:nofrillsさまといえば私は勝手に蝶仲間だと思っているが(去年の記事参照:オオムラサキいなくなっちゃう!昆虫も鳥も減ったね(続)&nofrillsさまは蝶仲間 )

実は毎回素晴らしい英語レッスンを、しかも無料でしてくださるかた。私がはてなで唯一フォローしている英語ブログである。

hoarding-examples.hatenablog.jp

毎回タイムリーな記事や話題を扱ってくださるが、6月16、17、18日と今日の19日の4日間にわたるベルギーに関するエントリは本当に勉強になった。(↑上には本日のエントリだけ貼らせていただいた。なぜレオポルド2世像がこんなにもたくさんあるのか)

史実や背景のまとめ方は簡潔でいつもうならされる。そして元記事に沿っての英文の解説だけでなく、広い視野からの参考資料やご自身の分析も添えている。

ジョン王のことはすっかり忘れていたし、エドマンド・ディーン・モレル、あるいはロジャー・ケイスメントなど私に欠けていた基本知識もたくさん。コンゴだけでなくアルベール1世やルワンダにも触れ、広くベルギーの歴史を見せてくれている。

ほかに『戦争請負会社』(P.W. シンガー)や町山氏の「映画の見方がわかる本―『2001年宇宙の旅』から『未知との遭遇』まで 」など、ぜひ読んでみたい本も。

またオステンデのレオポルド2世像の手首が切られた(2004年)ことは初めて知った。

BBCの解説記事がタンタンに言及してない」ことは私も納得。史実とフィクション(BD)とはレベルが違うから。タンタンを持ち出すなら、イギリスは例えば人種差別主義思想のキップリング(ノーベル文学賞)はどうするだろうと思うし。

nofrillsさま、いつもありがとうございます。

 

散歩

とりあえず目標は一日一万歩。これは大した距離じゃないと思っている。健康のためというより、商店やレストランなどはどうなってるかなとチェックするために歩いている。

閉業のお店を見るのは辛い。廃業か今はまだ閉店してるだけかわからないお店もある。支援の給付金も届かないままで、国も都もホント冷たいな。

f:id:cenecio:20200619200012j:plain

日暮里駅の表示が猫仕様になっている^^外出自粛中に完成したのだが、自分の目で見るのはこれが初めて。谷中地区は猫の町と言われているため。だけど今は猫が本当に少なくなっている。

f:id:cenecio:20200619200229j:plain

f:id:cenecio:20200619200249j:plain

f:id:cenecio:20200619200333j:plain

↑今、めちゃめちゃ心配なのはこの中のお店がどうするかなという…(泣)

f:id:cenecio:20200619200526j:plain

あおぞら美粧院の佇まいもステキだけど、見ていただきたいのは隣の黒い入り口。この二階に老舗ジャズバーシャルマン(1955年~)があって、夫は子どものころから知っている。

ジャズバー・シャルマン【日暮里・谷中・老舗】JAZZBAR/CHARMANT モダンジャズ・レコード

今日は時間がなくてここまで。明日に続きます(@^^)/~~~