映画

海外でも待ち望む『はいからさんが通る』

大正浪漫へのノスタルジー? (↑ 東京メトロ「SFメトロカード」です。めちゃくちゃ可愛い 紅緒(べにお)ちゃん) 『花子とアン』(NHK2014年)のヒット以来、じわじわと来てる~! 何がって?もちろん大正時代ですよ。「袴女子」という言葉があるそうです。…

『シティーハンター』フランスで映画化決定・冴羽獠をやるのは誰?

フランス人の興奮ぶりに昔を思い出し… 「悲報!」 「ノン・メルシー!」 「この話、なかったことにしてもらえないだろうか」など様々な反応が寄せられました。今年7月、フランスでフランス人俳優による「シティーハンター」実写化(2019年公開予定)が決まっ…

映画『ダンケルク』父親が息子たちを家に連れ帰る物語 -2-

(前回:9月25日の記事から続いています) 『鳥』+『恐怖の報酬』? ダンケルクの撤退作戦では、戦闘機や大小の船舶がそれぞれ100機、100隻をくだらない数集結していたはずです。それを映画にするってどうやるの?と私は素朴に思っていました。 しかもCGな…

ダンケルク 兵士40万人の大撤退作戦・「ダンケルク・スピリット」と負け戦 -1-

話題の『ダンケルク』 映画『ダンケルク』オフィシャルサイト 私も見てまいりました。今日は周辺のことから語りたいと思います。 ダンケルクはベルギー国境に近いフランスの海岸の町。そこに40万人ともいわれる英仏軍の兵士が追い詰められ、袋のネズミ状態*…

ボブという名の猫 鉄の意志をもつ茶トラ

こちらの映画を見にいきました。もうみなさんもご存じのストーリーだと思います。 猫のボブと飼い主のジェームズ(ルーク・トレッダウェイという俳優です)。 SPYBOYさまもレビューを書いています。写真がたくさんあって楽しめますよ。ストーリーもこちらで…

世界一美しい本を作る男 -2- アーティストが作りたいと思う本のコンセプトを完璧に実現したい

(前回の続きです) ゲルハルト・シュタイデル この男の存在自体が文明批評 シュタイデル社は1972年からゲッチンゲンのこの通りにある。シュタイデル氏の実家から50mくらいだそうだ。初めの一棟に次々と建物をつなげていったので、中はちょっと迷路になって…

世界一美しい本を作る男 -1-

ゲルハルト・シュタイデル 天才たちに愛される完璧主義の男。(予告編の最初に出てくる言葉) ドイツ・ゲッチンゲンにある小さな出版社シュタイデル。社を率いるのはゲルハルト・シュタイデル、まるでラボの研究者とかお医者さんみたいな白衣の男。一年もの…

エンスラポイド作戦「ヒトラーの絞首人」を暗殺せよ(ナチスの時代-4-)・悲劇の村を訪れて

ヒトラー暗殺の試みが失敗に終わったことは皆さんもご存じだと思う。 ナチス時代で成功した暗殺はたったの一件で、それもナチス・ナンバー3(ヒトラー、ヒムラーにつぐという意味で)の男。その残忍さから親衛隊の部下からは「金髪の野獣」とあだ名され、「…

ご挨拶だけ (+キーン氏 新聞記事)

みなさま、 お忙しいことでしょう。はてなブログのあちこちで、ご挨拶が飛び交っていますね。 私もです。今日はとても短いです。 ちょっと宣伝を。 25席の小さな映画館 chupki.jpn.org 山手線・京浜東北線の田端駅から5分です。東京にお住いのかた、ぜひい…

タンポポの綿毛の飛んだところ『この世界の片隅に』熱烈応援中 追記:アヌシー国際アニメーション映画祭 長編部門の審査員賞に輝く㊗

みなさま、映画もうご覧になりましたか。 熱烈応援 フランスでも 過去ログ(封切り前、記事を2本書いたことがあります) 『この世界の片隅に』 記憶の器として生きる-1- - ベルギーの密かな愉しみ België-fan 『この世界の片隅に』 記憶の器として生きる -2-…

『さとにきたらええねん』釜ヶ崎 こどもの里

今日は ドキュメンタリー映画です。 この明るく賑やかな絵を見ただけで、声が聞こえてくるようでしょう? 映画『さとにきたらええやん』公式サイト このすばらしい映画を紹介してくださったのは、こちらのSPYBOYさま。 ぜひ記事を読んでくださいね。写真も多…

『この世界の片隅に』 記憶の器として生きる -2-

先日の第29回東京国際映画祭で 『この世界の片隅に』上映後、イギリス、フランス、ドイツ、メキシコ、南米諸国をはじめ世界14か国で公開されることが発表された。 声優初挑戦の、のんさん(能年玲奈から改名した「あまちゃん」のこと)もどんなにか嬉しいだ…

『この世界の片隅に』 記憶の器として生きる-1-

呉といえば戦艦大和、軍港…えっと… それ以上の知識はなく、空襲のことにさえ思い至らなかった私は、ベルギーの書店で『この世界の片隅に』というマンガ(*)を見つけてかなり驚いたものだ。戦時下の呉市で暮らす、普通の人々の日常がまず丁寧に描かれる。主…

神様からメールで余命を知らされたら?(+Reddevils続報)

神様から余命宣告 DIEU EXISTE IL HABITE A BRUXELLES (神は存在する ブリュッセルに住んでいる) という少女のナレーションで始まる映画『神様メール』を観てきた。ベルギー・フランス語映画というくくり。(もちろんベルギー・オランダ語映画もあるので。…

キツネ(続)水の中のナイフ +コメント集

cenecio.hatenablog.com イヌとカササギの物語 キツネを拾う イヌ(アンジェイ)とカササギ(クリスティーナ)は週末を湖ですごすために、車を走らせている。途中ヒッチハイクの若き青年、キツネを乗せてやる。キツネは普段乗せてもらうトラックが週末は走ら…