ベルギーの密かな愉しみ

しばらくの間 お休みします。

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

上村一夫の世界に耽溺 仏アングレーム国際漫画祭 

「昭和の絵師」と呼ばれた男。上村一夫(1940 - 1986)神奈川県横須賀市生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒業。イラストレーター出身で、漫画の世界で大成功をおさめた恐らく唯一の人。女性像の追求と劇画風タッチの絵は、一度見たら絶対に忘れられないと思…

福音と銃とメラニア夫人 アメリカ -3-

トロンプ帝国では大統領が、テロリストの尋問に「水責め」などの拷問を使うと公言していた。もう、なんて世界だ!われわれは映画のシーンを生きているのか。そしてこれがずっと続くのか?このところ、T大統領のおかげでディストピア小説や映画が話題に上り、…

「壁じゃなくて橋を!」 この世界のあちこちで -2-  

前回の続き。例によってメモ書きです。 cenecio.hatenablog.com 楽しいツイートがいっぱい! ヘアー・フォース・ワン アメリカの歴代大統領 みんなふざけまくってる ハッシュタグ ” #AlternativeFacts” ”#SpicerFacts”は大賑わい。 AlternativeFactsとはコ…

世界各地で女性大行進 「壁じゃなく橋を作ろう!」-1-  

*メモだけです。 世界各地で女性たちが大行進 今朝の朝日新聞(1月23日)によると、トランプ大統領に対する抗議デモは「世界約80か国の670か所で、約470万人が参加した」ということである。(主催団体による数字) Women's march Washington ワシントン女性…

フランス語で 90は ”4 × 20 + 10” 

トランプ氏の暴言や、無知から来る妄言などを聞いていて、あれ、日本でも一時期よくこんな感じの発言を聞かされていたなあと思った。あの人だ、元東京都知事である。一挙に過去の怒りが蘇ってきた。石原慎太郎氏の度重なる暴妄言(ぼうもうげん。造語です)…

差別的でない表現ーポリティカル・コレクトネス

ポリティカル・コレクトネス(political correctness) マミーさんがコメント欄で指摘してくれた「ポリティカル・コレクトネス」について。トランプ氏勝利・ヒラリー氏敗北の一因に、アメリカ社会の「ポリティカル・コレクトネス疲れ」もあるのでは・・・こ…

トランプ氏記者会見と オバマ大統領ありがとう

トランプ トロンプ トロンプール 楽しそうな音が並んでいるが、最初のトランプはもちろん次期大統領のT不動産屋である。以前「トランプ」と書こうとして「トロンプ」と打ち間違えたことがあって、その時はっとした。そしてにんまりした。 なぜならフランス語…

ウルトラ超高齢者のフランス人自転車乗り・オバマクッキー・鉄道の話  

高齢者の3段階 高齢者に三つの分類ができるかも、という報道記事。75歳で高齢者、65歳は「准高齢者」 学会提言 :日本経済新聞 現在、日本では65歳以上が「高齢者」であるが、65~74歳は脳の働きや歩く速度などいろいろな要素から見て、以前より健康であっ…

カロリーヌの公現祭「王様のケーキ」 カロリーヌシリーズ‐2-(+我が家のフェーヴコレクション)

フェーヴ(ソラ豆)に当たると王様になれる! 1月6日はカトリックの祝日です。公現祭(エピファニー)といいまして、ガレット・デ・ロワという「王様のケーキ」(パイのほうが近いかな)を食べます。 切り分けられたケーキの中にそら豆(*フェーヴともいう…

オバマ大統領のユーモアの8年 

オバマ大統領は最強のコメディアン ああ、もうじき「前大統領のオバマ氏」になってしまうのだ。まだ2年間は下のお嬢さんの就学の関係でワシントンにとどまるそうだが、まずは「お疲れさまでした。そしてありがとう!」と言いたい。 オバマ氏のジョークや機知…