社会・暮らし
中学体育で銃剣道(じゅうけんどう) エイプリルフールのネタかと思ったら本当だった。 旧日本軍の戦闘訓練の使われていた「銃剣術」の流れをくむだけに、波紋が広がっている。朝日新聞(2017年4月1日朝刊)。 まあ大変! 奥さまがた、わたくしたちもお国のた…
タマニチェンコさまの記事を読んでおもわず「社会主義」の言葉にぴくっと反応した。働き方改革の案などが私にあるわけではないのだが、国のイメージというものについて書いてみる。 ↓ こちら読んでくださいね。長くないですよ。 タマニチェンコさま、qtamaki…
ポピュリズムの波をオランダでせき止める ことばっておもしろい。 ポピュリスト、ポピュリズム、こうしたことばはすっかり定着した。アメリカ大統領選挙以前からヨーロッパでは極右政党、特にフランスのルペン氏やオランダのウィルダース氏が勢いを増すにつ…
スカート男子の第二弾。 え?と思う方、去年も書いていますので。(きれいな写真がいっぱいです) cenecio.hatenablog.com 日本ではきっと肩身が狭いであろうスカート男子。 私も以前、上野近辺で何度か見かけたスカート姿の青年のことが気になる。セーラー…
(前回の「チェルノブイリ原発事故から~」の続きです) スウェーデンに感謝した日 あの日、あのニュースを聞いたとき、旧ソ連に向かって(心の中で)呪詛と罵詈雑言をつらつらと並べ立てたあとで、スウェーデンには感謝のきもちでいっぱいになりました。チ…
イノシシ、食べますか? 私は食べたことないんですが、ヨーロッパ、特にフランスやベルギーではいわゆる「ジビエ料理」として人気の高級食材です。ジビエ (gibier)というのは狩猟肉のことで、畜産肉との対比で使われるフランス語です。動物ではシカ、クマ…
子どもの名前 先日のマミーさんの記事マミーさん、キラキラネーム作りに加担させられそうになって消耗してるの巻。 - こたつ猫の森を読んで少し書きたいことが出てきました。マミーさん、ありがとうございます。 私も「名前」関係、けっこうオタクです。ご夫…
ロシアには”核列車” (Nuclear Train)なるものがある。 最近知って驚いたことだ。みなさんはとっくにご存知かもしれない。 鉄道で移動できる戦略ミサイル車両はソ連時代もあったのだが、これを復活させたのだ。あだ名はバルグジン(Barguzin)、6発の大陸間…
戦車を送る 日常生活で戦車を見ることは普通ない。戦争をしている国、内戦状態にある地域でなければ…。日本だったら自衛隊の訓練を見学に行けば見られるのかもしれない。みなさんは行ったことがあるのだろうか。 私は兵器の趣味がないし、戦車については全く…
つるふさの法則、覚えていますか。ロシアでは帝政時代から現在までのおよそ200年もの間、最高権力者の頭がハゲている者(つる=bald)とそうでない者(ふさ= hairy)が交互に就任する、という厳然たる規則があること。ご存じない方は過去記事で。 cenecio.h…
ベルリンのドイツ歴史博物館におけるヒトラー展(2010~2011年にかけて)。26万人以上が来場したそうだ。正確な名称は ヒトラーとドイツ人民族共同体と犯罪 ドイツ歴史博物館の企画展で、ヒトラーとナチスの時代をテーマにするのは戦後初だったから、国内外…
「ポスト真実」post-truthじゃありません。「はげの真実」です。 私は最近アメリカに腹を立てており、なんとかして笑いを補給したいと思っています。そこで最近見つけたのがロシアのOnly In Russia (@CrazyinRussia) | Twitterさんの捧腹絶倒の投稿。自虐ネ…
戦艦大和の引き揚げ話、ありましたよね。あれ、どうなったでしょうか。 今日は、数日前に読んだ、日本軍によって沈没したオランダ海軍の沈没船の話から。 1. nos.nl 巡洋艦「デ・ロイテル」 1942年にスラバヤ沖海戦で沈没したオランダ海軍の船3隻、巡洋艦…
前回記事の続きです。初めていらしたかた、前回記事の終わりの方をまずお読みください。精神科医シリュルニク氏が挙げたアルベール少年の話。 みなさま、コメントをありがとうございました。どれも正しいですね。 よんばばさまのコメント 人生のスタート地点…
「みにくいあひるの子」は、アンデルセンが童話で書いた自伝だという人が多い。貧乏な靴職人の家に生まれて、気ちがいだった祖父と、その血をうけて多少どころでない変人だった父と、娘じぶんは乞食もして、男を転々した末に靴職人へ嫁したが、夫に先立たれ…
今日は ドキュメンタリー映画です。 この明るく賑やかな絵を見ただけで、声が聞こえてくるようでしょう? 映画『さとにきたらええやん』公式サイト このすばらしい映画を紹介してくださったのは、こちらSPYBOYさま。ぜひ記事を読んでくださいね。写真も多く…
将来の夢 小学生のころ、将来の夢はsecret agent、つまり秘密諜報員。当時は国際スパイと言っていた。私と同世代なら「ああ、そう呼んでいたな」と同意してくれるだろう。産業スパイに対して「国際」なのか、よく知らないけれども。 国際スパイごっこも流行…
統計や数字は上げられないが、テロの襲撃事件と死傷者数はここ数年でぐんと増えた、さらに増え続けていくような印象を持っている。また昨日と今日も、イラクとサウジアラビア3都市でテロが起きたようだ。毎日毎日TV・新聞などの報道で事件を知り、気持ちが…
スカート男子 アントウェルペン滞在中、スカートをはいている男子何人かに遭遇。 うちの夫も息子も目撃し、息子はこっそり写真まで撮っていたが、もちろんここに載せるわけにはいかない。そして揃いも揃って黒いタイツだった。(ちなみに私も冬はタイツ派。…