歴史・観光スポット

都会の秋を満喫・ 新宿御苑のまき

みなさまのブログを多々拝見しますと、すでにたくさんの小さな、大きな秋を切り取っていらっしゃいますね。 雨上がりの翌日の朝、素晴らしく晴れ上がった午前中に、新宿御苑へ行ってきました。なにやらピンとこない単位でいうと、東京ドーム12個分だそうで、…

千石船の里&小木は猫の町 佐渡-2-

佐渡の続きです。 ギアさんの質問の答えにもなるよう心掛けつつ、宿根木散策をまとめます。 遅ればせながら地図を。 二列の山脈、それに挟まれるように平野(米の産地。朱鷺の生息地)がある。 私は直江津から小木港に船で入って、小木港のすぐ西にある小さ…

キセキの集落 宿根木 佐渡-1-

国の重要伝統的建造物群保存地区。(ふ~、長い) 先日、NHKブラタモリ 『佐渡は「キセキの島」だった!』NHKドキュメンタリー - ブラタモリ「#46 佐渡」を見て非常におもしろかった。タモリさんたちが訪ねたところとは別の地域だが、宿根木(しゅくねぎ…

伊勢志摩サミットのエビ料理 と 世界遺産のエビ漁

サミットが無事終わってホッとした。オバマ大統領の広島訪問(資料館見学、被爆者との面会、スピーチと慰霊碑献花など)も画期的な出来事だったから、仏語・蘭語新聞もかなり紙面をさいて詳細にレポートしていた。オランダの新聞の一つは、記事タイトルが「…

ゴージャスな姻戚 ツェッペリンとシーボルト

Led Zeppelin「天国への階段」が大好き!なのに盗作疑惑って?裁判の行方が気になります。どなたか知っていらっしゃるかた、教えてください。 www.theguardian.com 追記:一件落着しました。下の記事参照。 cenecio.hatenablog.com Led Zeppelin、洒落たバン…

王様の温室見学とシーボルト

アジサイの季節がやってくる。 アジサイは私の中でいつもシーボルトと結びついている。この結びつきが起こる前は、シーボルトは教科書に載っていたドイツ人医師、それ以上の知識も興味もなかった。 写真は王様の温室のアジサイ。 まずはベルギーの王様のお住…

ブリュッセル点描 

散歩の愉しみは毎日なにかしら発見があることだ。小さなことでも家や図書館でそれについて調べていくと、思いがけないことがわかり、驚くこともある。 今日はブリュッセル生活を通して、おもしろいなと思ったものを幾つか紹介したい。 目次 屋外エレベーター…

リラックマハウスと 棲み分けのモザイク

この可愛いおうち(「リラックマハウス」と勝手に命名)の2階が、ブリュッセル3月の住まいだった。聖(サント)カトリーヌ教会を中心とした地域にある。下の地図を参照。 ★はじめに過去ログにさっと目を通してくださるとありがたく思います。到着した3月1日…

印刷の黄金時代を築いた工房 プランタン=モレトゥス博物館

紙の発明、グーテンベルグの活版印刷と続く文脈上、印刷出版も「情報革命」と呼んでいいと思う。 思えば日本も「解体新書」(オランダ語の「ターヘルアナトミア」を翻訳したもの)から西洋医学を学び、地理学、幾何学、造船学など大量の書物が江戸時代以降、…

リエージュ再訪 8年ぶり 

Liège 君主司教宮殿(ベルギー観光局) 平均的な日本人で、リエージュと聞いて何か思い浮かぶ人がいるだろうか。 もしかして探偵小説のファンだったら、メグレ警視シリーズで有名なジョルジュ・シムノンの出身地だと思い当たるかもしれないし、歴史が好きな…

アントウェルペン動物園

園内地図です。 動物園っていうと、どんなイメージ? デートとか子供連れの日曜日とか、学校の遠足とか、あるいは東京都民の日(10月1日)はタダだからちょこっと行ってみよう、とか。 (写真:動物園のサイトから) しかし昔は違った。ヨーロッパでは金持ち…

パリ 最後は山登り

自分の首を持っているのは聖ディオニュシウス、普通「聖(サン)ドニ」と呼ばれている。 この彫像はノートルダム寺院の正面入り口の扉横を飾っているので、もしいらっしゃることがあったらぜひ見てください。 うちの子供たちは小さいころ、聖ドニ伝説が大好…

パリの休日 感傷編

今でも朝起きてパソコンをつけるときはドキドキする。また何か事件が起こっているんじゃないかと。 ベルギーの人たちの傷は癒えないばかりか、経済的な落ち込みが深刻になっていて、さぞ暗い気持ちで過ごしているのだろうな。それとも原発テロなど心配しても…

ベルギーのかなしみ  壁絵とおしゃれな木 (続き)

3月28日朝10時 証券取引所前 右の男の子の写真は数多くのメディアで紹介され、すでに有名だが、ブリュッセル市民がそれに応えて、左ににメッセージを書いている。 今日のライオン像 嫌ムスリム感情を助長させないように、けがをして入院しているベルギー人や…

若きトラベラーのためのUSE-IT と 連日の捕物で サラがついに捕まる

初めて訪ねる土地に知り合いがいたらいいな、と思わない? 市販の旅行ガイドブックや公的な観光局とはまた違った、生の耳よりの情報を教えてもらえたらいいなと。 情報アプリが登場 https://manyguide.com/ 旅行ガイドやレストランの評価サイトを見ていった…

ブリュッセル めくるめく壁アート

ブリュッセルの建物の壁にはよく絵が描かれている。ただの落書きも多いが、ベルギーを代表する漫画家の作品があちらこちらに飾られている。これもブリュセルッ子の自慢のひとつ。 漫画はベルギーではBDといって「アート」と位置付けられ、「漫画博物館」(*…

ブリュッセル 春だね~!

お天気最高! サン・ミッシェル大聖堂前のクロッカスと水仙。 大聖堂を背に町並みを臨む。ちょっと霞んでいる。 花屋さんの窓。 花屋さん入り口と中をちょこっとのぞき見。 春が来て嬉しくてたまらない私。目的のないブラブラ散歩です。 雑貨屋さん、復活祭…

ブリュッセル小路礼讃  

ブリュッセルは実はなにを隠そう、袋小路(東京の向島みたいな感じもある)や 路地で有名なのである。高低差があるので坂道もおもしろい。1年住んでいたにも関わらず、あらたな発見がある。それに8年もたてばずいぶん変わってしまい、残念に思うところもあっ…

ブリュッセル証券取引所  と華麗なパッサージュ(ギャルリ サンチュベール)

書く前からしんみり。だってブリュッセルはものすごい勢いで変わりゆくから。 この夕陽を浴びて金色に輝く美しい証券取引所の建物にもいよいよ手が入る。 証券取引所前の階段は、待ち合わせ場所としてシンボル的存在だ。夏などは鈴なりの人で、逆に人を捜す…

町まるごと蚤の市  トングレン(Tongeren)

Yさん、Aさん、行ってきましたよ、トングレン(トンゲレンともいう)!教えてくれてありがとう。 ブリュッセルからリエージュ乗り換えで、約1時間半。言語境界線に近いが、フランドル地方にある小さな町。小さくとも二つのことで有名だ。ローマ人が作った…

世界で一番美しい・・・

前回滞在2007ー08年は、移民センターでのオランダ語講座に重心を置き、週末はほとんどベルギーとフランスの地方の町や村を訪ねていたので、ブリュッセルをガイドツアーするのは、全くもって無理。あまり観光スポットに行っていないから。 で、す、が、 グラ…

萩荘とEXPO・谷中歩き・建物の保存について

萩荘(HAGISO 谷中3丁目)というアパートがこんな素敵な旅館になっていた。(2月18日) 建築家は宮崎晃吉氏。旅館、と書いてしまったが、それは正しくなくて「最小文化複合施設HAGISO」というのだそうだ。この建物、もとは14室の下宿で、風呂なし、ト…

聖パウロ教会(Sint-Pauluskerk en dominicanenklooster)

オランダ語ではシント・パウリュス教会 Sint-Pauluskerk まず古い写真を。 カテドラル(聖母マリア大聖堂のこと)のほうは知名度ナンバーワンだし、いつも観光客でいっぱいだが、こちらにはあるものを目的にやってくる来訪者が多い。それはあとでわかる。 現…

中世への入り口 

入り口 Vlaaikensgang Oude Koornmarkt 16番 1月9日の記事でもちょっと触れた。ランチをした店のあるところ。ちょうど息子が来ていて思い出の食事になった。(追記:そのレストラン) カテドラルのすぐそばなのに、入り口を見つけるのはなかな…

日本人はフランダースの犬ばかり 

写真は二枚ともベルギーの「牛乳売り」。このように犬は労働力として使われ、荷車を引いていた。説明がフランス語で書いてあるのは、当時公用語はフランス語だけだったから。 日本とアメリカで人気の「フランダースの犬」は 原題 A Dog of Flanders and Othe…

アントウェルペンには白人しか住んでいないのか 〈街のイメージ考〉

有色人種のいない街 Moving Antwerp これは、2014年にアントウェルペン市が作った、町のプロモーションビデオである。発表されるや、大きな反響を呼んだ。 Game of Thronesの音楽にのせて、街の名所や人々の暮らしを速いテンポで映し出す、なかなかカッコイ…

アントウェルペン中央駅2。

昨日に続き、今日は駅の中を見ます。 cenecio.hatenablog.com 列車が着いた。わあ、きれい!と思う。何度来てもそう思う。 「出口」って書いてあるけど、駅舎への入り口でもある。終着駅だからみんなここに向かうのだ。実をいうと裏から出ることもできる。日…

アントウェルペン中央駅 -1- 駅を外から 

「 アントウェルペンにはカテドラルが二つある」と言われる。。一つは聖母大聖堂、もう一つはこの中央駅である。さしずめ鉄道大聖堂といったところ? アガサ・クリスティーの推理小説シリーズ「エルキュール・ポアロ」は、「名探偵ポワロ」としてイギリスでT…

ステーン城  Het Steen

すでにお話しした伝説の観光ガイド、故ファン・カウエンベルヒ氏の記念碑(下過去記事)から見たステーン城。街案内の起点と定めていた場所だった。 キスマーク と 原発テロの危機 ほか (2月の記事まとめ) - ベルギーの密かな愉しみ 左下に巨人のワッパー…

劇場地区へ 朝市とオルタカフェ

ブルラ劇場。 可愛い建物でしょう?初めて見たとき、これが劇場?お芝居見に行くのが楽しいな、と思ったが、実は市の劇場は後方にある建物だそうだ。これは建築家Pierre Bourlaの苗字をとって「ブルラ」と呼ばれている。ネオクラシック様式の900席の劇場。絨…