駒込「青いカバ」書店 ・猫に助けられた「にゃんこ堂」書店・書肆吾輩堂

書店のいろいろ 小さな町の書店が地域から姿を消しただけでなく、大型書店の統合なども進む昨今です。先日もこのテーマで記事を書きました。 cenecio.hatenablog.com 今日も本屋の話を続けます。 1. こんなご時世なのに、今年に入って新しく開店した本屋が…

驚き!今どきの四畳半物件 &幽霊の出る部屋はごめんです。

トイレがむき出しの部屋 ここ数年は貸し物件を多く見る機会がありました。昔、といっても私たちがフランスから帰国して部屋を探していた頃ですが、あれからずいぶんと変わりました。 最近の事情がもの珍しくて好奇心をそそられ、ついつい熱中してのめり込ん…

ボブという名の猫 鉄の意志をもつ茶トラ

こちらの映画を見にいきました。もうみなさんもご存じのストーリーだと思います。 猫のボブと飼い主のジェームズ(ルーク・トレッダウェイという俳優です)。 SPYBOYさまもレビューを書いています。写真がたくさんあって楽しめますよ。ストーリーもこちらで…

藝祭(続き) 今年も「指を売る店」で指を買いました。

前の記事(8日)の続きです。 お神輿はみなさん予想が当たったようで、ビーナスが大賞をもらいました。 現在は学内に飾られており、多くの人が記念写真を撮っていました。 楽しみはお気に入りの学生アーティストをみつけること 美術学部の展示はきっちり見ま…

今年も行ってきました!東京藝術大学・藝祭の神輿(みこし)パレード2017年 -1-

もう30年以上も行っている藝祭(げいさい)です。徒歩圏ということもあり、上野近辺はよく出かけるのですが、藝祭は特別です。毎年これが近づくと、我が家では期間中の天気を心配します。藝祭2017 芸術祭というくらいだから、様々な魅力的なプログラムが組ま…

圧巻!4万人もの赤毛の人が集まるオランダのフェスティバル「赤毛デー」

9月は赤毛(あかげ)の季節です。 何ですと?いったいどんな関係が?とみなさん、いぶかしく思うにちがいありません。 「赤毛デー/ 赤毛の日」(英語:Redhead Days)というフェスティバルが、毎年9月はじめにオランダのブレダという町で開かれるのですが、…

あなたの心に潜む虫を標本に!『弱虫標本』川越ゆりえ展 & アーティスト江本創 + Kate Kato

いいなあ、金沢! 10no3さまがおもしろい展覧会を紹介してくださいました。どこでもドアがあったらすぐに見にいくのにな。↓こちらです↓ 弱虫標本(前編) - 金沢おもしろ発掘 弱虫標本(後編) - 金沢おもしろ発掘 個別の写真をたくさん撮ってくださって、本…

小さな本屋さんの広大な宇宙 千駄木・往来堂書店 

「書店ゼロ自治体」が増えている 皆さんのお住まいの地域ではどうですか。 書店が地域に1店舗もない「書店ゼロ自治体」が2割強あるということです。 8月24日付の朝日新聞で読み、残念に思う一方で、東京在住の私がいかに恵まれた環境に暮らしているかをしみ…

「写真家チェ・ゲバラが見た世界」展 &チェ・ゲバラの広島& 映画『エルネスト』写真-3-

司令官になる前、僕は写真家だった これは去年ブリュッセルの街角で撮ったウィンドーの写真です。 チェ・ゲバラは今でも世界中で、超人気アイコンのひとつと言えますね。。 そして没後50年ですって。映画制作はじめ様々な催しがありますが、 ↓こちら↓SPYBOY…

フランスの右翼青年が好きだというヤマグチの写真 &「より良きころの夢」 ピュリツァー賞写真 -2-

前回に続いて今日も写真の話なのですが、まずみなさんに質問です。 オトヤ・ヤマグチと聞いてすぐわかりますか? 5月に読んだフランスL'OBS紙の記事にあった名前です。私はもちろんすぐにわかりませんでした。でもフランス人がわざわざ名前を挙げるのだから…

「旦那」の捨て方教えて & ピュリツァー賞カメラマン沢田 教一展 写真-1-

粗大ごみに「旦那」と入力してみると 「旦那捨てたい」に神回答 横浜市のごみ分別AIがまるで人生相談 - withnews(ウィズニュース) 最近AIに関する記事が多くて、いろいろと学びます。今日は楽しい話題を二つほど。 皆さんも粗大ごみはネットで申し込みます…

必殺削り人と肥後守(ひごのかみ)

今日は肥後守(ひごのかみ)という折りたたみ式のナイフについて書きますね。 みなさんもご存知ではないでしょうか。 kame710.hatenablog.com カメキチさん、ありがとうございます。 カメキチさんのおかげで懐かしい日々を思い出しました。この「懐かしい」…

ウサイン・ボルトの道を歩み始めた ティアム選手

ナフィ(ナフィサトウ・ティアム Nafissatou Thiam)選手 去年のリオ五輪に続き、世界陸上ロンドン大会 七種競技で金メダル http://plus.lesoir.be/section/161020#_ga=2.190780907.1972968069.1502398919-1474501555.1446876288 Opinie: Wie verzilvert het…

世界一美しい本を作る男 -2- アーティストが作りたいと思う本のコンセプトを完璧に実現したい

(前回の続きです) ゲルハルト・シュタイデル この男の存在自体が文明批評 シュタイデル社は1972年からゲッチンゲンのこの通りにある。シュタイデル氏の実家から50mくらいだそうだ。初めの一棟に次々と建物をつなげていったので、中はちょっと迷路になって…

世界一美しい本を作る男 -1-

ゲルハルト・シュタイデル 天才たちに愛される完璧主義の男。(予告編の最初に出てくる言葉) ドイツ・ゲッチンゲンにある小さな出版社シュタイデル。社を率いるのはゲルハルト・シュタイデル、まるでラボの研究者とかお医者さんみたいな白衣の男。一年もの…

二つ折りの恋文ー蛾も仲間です! ヘッセ『少年の日の思い出』

先日NHK「ダーウィンが来た」を見ていたら巨大な虫たち、擬態する虫たちを紹介していた。 ご覧になったかた、いらっしゃいますか。 cgi2.nhk.or.jp 蛾! 30cmくらいもあるというヨナグニサン(Attacus atlas)の迫力にあらためてびっくり!「ヨナグニ」から…

手作りの贅沢と最良をすべての人に ーヴァージニア・リー・バートンの『ちいさいおうち』展ー

竹中工務店ってすごいと思う。 先日、東陽町(東京メトロ東西線)からすぐのところにある竹中工務店本店に『ちいさいおうち』展を見にいってきた。 竹中工務店と絵本?どんな関係があるの、と思うでしょう。(竹中工務店のギャラリーのサイトはこちら。Galle…

河童忌 田端の王様・芥川龍之介

河童忌 7月24日は芥川龍之介が自殺して亡くなった日、あれから90年です。softwind さまはちゃんと取り上げて下さいましたhttp://kihaseason2015.hatenablog.com/entry/2017/07/24/000200 私もその日に何か書こうと思っていたのですがそびれてやっと今日にな…

壁絵・ストリートアート この奥深き世界

自分が絶対興味を持たないだろう、と思うもの、ありますよね。 たとえば私だったらラップなんて詩吟と同じくらい遠いものです。ある日突然、ラップにはまってラッパーさんの追っかけになっている、なんてあり得ないです。ラップファンの皆さんには申し訳ない…

七月の園芸家 マラルメ・詩人の庭 -2-

日が空いて間が抜けてしまいましたが、前回の続きです。 七月の園芸家 『フランドルの四季暦』フランドルの四季暦 :マリ・ゲヴェルス,宮林 寛|河出書房新社 の中でマリ・ゲヴェルス(1883 -1975、写真)は七月という月を高らかに謳いあげるのですが、その中に…

二つ折りの恋文 & 七月の園芸家 -1-

二つ折りの恋文 あ、蝶の話だなとすぐにわかってくれた人、ありがとう。去年も読んでくれた人ですね。二つ折りの恋文-1- ルナールの「博物誌」 - ベルギーの密かな愉しみ 「蝶 二つ折りの恋文が、花の番地を捜している」 *拙ブログには「蝶・二つ折りの…

奇想天外アルチンボルド 合成肖像画のディープな世界(+蝶ダースベーダー)

上野の国立西洋美術館で開催中。 アルチンボルド展 公式サイト 横チン (id:yokobentaro)さま、先日すれ違ったはずです(笑)。お仕事サボってぜひいらしてくださいね。私は上野は徒歩圏内で散歩コースですからよくフラフラしています。 公式HPはこのように非…

見るたびに新しいブリューゲル & 2019年はブリューゲル没後450年 -2-

(前回ブリューゲルの続き) 信長や秀吉と同じ時代の話です。ブリューゲル(1525/1530?~1569)は 40歳くらいで亡くなってしまいますが、残した作品はいずれも完成度の高いものばかりです。絵画は40点ほどで、これがまた古びるどころか見るたびに新しい。美術…

ブリューゲルのほうへ 「バベルの塔」展 -1-

ご無沙汰しております。 今日は東京都美術館で開催中(7月2日まで。7月18日~大阪)の「バベルの塔」展に行ったことを書きますね。 ピーテル・ブリューゲル1世の油彩『バベルの塔』と版画が来ています。1世と書いているのは、ブリューゲル画家一族は…

仏大統領選「エリゼ宮のロックスター」マクロン氏 *追記:大統領選の真実(5月8日)

ナポレオン以来の・・・ PHOTOS. Macron président : les images d'une soirée historique - L'Obs 「ナポレオン以来」は、フランス大統領選が始まってから頻繁に聞かれた形容詞。つまりもし39歳のマクロン氏が大統領に選出されれば、それはナポレオン以来の…

「小惑星が地球に接近」で ムーミン谷の彗星を思い出した  

フランスの大統領選が大混戦になりそう。 朝早くおきたらBSをつけて”France 2”を見ることにしている。 なんと右と左のポピュリスト対決になるかもしれず、反EUの悪夢が現実味を帯びてきているらしい。メランション氏(左派、社会主義者)はもともと大変な教…

銃剣道を 編み物の時間に 変えたらどう? 春の話題 -2-

(昨日の続き) 1.リトル・トランプの大集合! どっかの大統領のことではなくて、”Tramp”すなわち放浪者。 「小さな放浪者/浮浪者」と呼ばれるあのおなじみのチャップリン。 昨日4月16日、チャップリンに扮装した662人がスイスのチャップリン博物館(Corsie…

春らしい話題 いろいろ

みなさん、こんにちは。 今朝はびくびくしていましたが、北朝鮮の弾道ミサイルは失敗だったとかで… ふう~っ。 でもいつまで不安が続くのでしょうか。 で、今日はなにか楽しい話題をつらつら書き連ねたいと思います。 1.白いリス In Bazel is de eerste wi…

価値観の違う相手との対話 ・外国人就労の問題

みなさま、こんにちは。 今日は雑感です。 人は話せばわかると思う? 無理でしょ、話通じない人いるもん…正直にいうと私はすぐにそう思うたちである。ネット上で過激な、差別的な持論を展開して異論を受け入れない人たち。あるいはトランプ大統領のような人…

あおい ふね LE BATEAU BLUE(子どもの領分 最終回) 

〈*絵本ブログ「子どもの領分」から移動〉 アメリカの作家 マーガレット・ バーディックの絵本です。 Le bateau bleu Album – de M Burdick (Auteur) Gautier Languereau (1 janvier 1991) 左:フランス語訳 右:原書『カワウソのボビーと青いボート』 これ…